
・転職したいけど面接がうまくいくか不安だ…
・大手企業に転職するための面接テクニックはあるの?
こんな疑問を解決します。
私はこれまで4度転職をしていますが、書類選考を通過して面接に臨んだ企業は12社で、そのうち11社から内定を獲得した経験があります。
内定をいただいた企業も「売上1兆円以上の大手企業、公務員、一部上場企業、外資系企業」とバラエティー豊かです。
この記事では、面接通過率90%以上を誇るわたしが、大手企業や有名企業への転職に成功する面接対策を紹介します。
この記事で分かること
- 面接を成功させるために必要な準備とは?
- 転職を成功させる8個の面接テクニック
- 面接で好印象を与える自己PRの具体例
- 大手企業の面接でよく聞かれる質問集
マツローの経歴
- 転職4回で「警察官」「派遣社員」「商社」「大手メーカー」に勤務
- 元ブラック企業の社畜(サビ残100H以上、40時間連続勤務etc…)
- 転職4回で内定10社以上獲得、 転職面接の合格率は90%以上
- 年収は最低300万円(派遣)⇒850万円(大手)で500万円以上UPを経験
- 警察退職後は一切スキルなしだったにも関わらず、30代半ばで年収850万円以上を達成
目次
面接通過率90%以上を達成したマツローの経歴について
まず簡単に筆者であるマツローの経歴を紹介します。
新卒で警察官になりましたがブラックな環境に馴染めず、その後は「派遣社員・一部上場商社」を経て、現在は大手企業に勤めています。
これまで転職4回で内定を獲得した企業は10社以上あり、面接の通過率は12社のうち11社と約92%の確率で面接を通過しました。
なお転職するたびに年収も右肩上がりでアップしています。
下のグラフはマツローの「転職回数と年収推移」です。

計画的に転職活動することで、順調に年収を上げることができました!
これから転職を成功させる面接対策について紹介します!
大手企業や有名企業の面接に合格するために必要な準備とは?
まず面接に合格するためにはしっかりと準備を行いましょう。

特に面接に向けた「企業研究」はとても重要で、ちゃんと企業研究をするかしないかによって面接の結果は大きく変わります。
具体的には以下の内容は面接の前にしっかりと確認して頭の中で整理しておきましょう。
- その会社がどのような事業内容を行っているのか(どんなサービスを提供しているか)?
- その会社が今後拡大しようとしている事業はなにか?
- 他社と比べて、その会社独自の強みは何か?
- その会社にはどのような部署があるのか?
- ここ数年の売上状況や売上の推移は?
- 大体の従業員数や社長の名前は?
上記はインターネットで調べることができるので、最低限ここに書いてある内容は頭の中で整理しておく必要があります。
何故かというと、この辺の内容は面接の中で普通に聞かれる可能性が高いからです。

細かいと思うかもしれませんが、こういった小さな積み重ねによって、少しずつライバルに差をつけることができます。
面接対策1
会社の概要や動向については確実に整理しておこう!
大手企業や有名企業への面接を成功させる8個のテクニック
次は転職を成功させる面接時のテクニックを紹介します。
私は実際に面接でこれらのテクニックを使うことで、10社以上の内定をGETしました!
順に解説していきます。
面接開始時に意識すること
基本的な内容ですが、面接を開始する際に①~③は確実に行いましょう。
また④の「氏名を述べた後に一言お礼を述べる」ですが、こういったさりげない気づかいを挟むことで、わずかでも面接官に好印象をもってもらうことができます。
面接中の態度について
⑤の受け答えですが、面接中は基本的に堂々と自信を持って“出来る社会人”を演じましょう。
私の経験上、面接は長くても1時間程度なので、仕事の詳しい内容や技術的に深い部分を突っ込まれることはまずありません。
ですので「自信 7割:謙虚 3割」くらいの気持ちで、恐れることなく堂々と面接に臨んだ方がいい結果が出ました。
面接官もこれから一緒に仕事をする人が、「自信に満ち溢れている人」か「自信なさげな人」のどちらと一緒に仕事をしたいか考えたら一目瞭然ですね。
⑥については、面接中に面接官の表情が緩んできたら、相手に合わせて笑顔を交えたほうが好感度が上がります。
面接官も人間ですから、これから一緒に働く人が「愛想がよく笑顔が素敵な人」か「愛想の悪い人」であれば、フレンドリーな人の方が仕事がしやすいでしょう。
ただし、これは面接官の表情が緩んできたら行うようにしてください。
面接官が固い表情のままなのに、勝手に笑顔を交えだすと“ヘラヘラした軽い人”と誤解を与えて好感度を下げる恐れがあります。
面接対策2
・面接中は恐れることなく堂々と受け答えしたほうが結果が出やすい
・面接官の状況に合わせて、和やかな雰囲気になったら自分も笑顔を意識する
自分からの質問は3個以上用意しておく
⑦ですが、面接中に面接官から「なにか質問はありますか?」と必ず聞かれます。
このときにいい加減な質問をすると、「この人は本当にうちで働きたいのか?」と面接官にマイナス印象を与えてしまいます。
いい加減な質問とは例えば以下のような質問です
- すぐにネットで調べれば分かるような質問
- 給料や有休に対する質問
- 福利厚生に関する質問 など

面接官の好感度を上げるのは以下のような質問です。

面接対策3
・自分からの質問は3つ以上は用意しておく
・仕事やスキルに関連する質問を用意して、やる気をアピールする
どうしても給料や福利厚生が気になる場合について
どうしても「給料や福利厚生」について確認したいことがあるのであれば、転職エージェントを利用して面接を受けましょう。
転職エージェントを経由して転職活動した場合、“面接中にはどうしても聞きにくい質問”は後日転職アドバイザー経由で聞いてもらうことができます。

面接で好印象を与える自己PRの具体例
面接で成功するために一番重要なことは“いかに自己PRをできるか”にかかっているといっても過言ではありません。
なぜなら面接の場は“自分という商品を企業に売り込む場所”だからです。
企業も人件費を投資して採用を行う訳ですから、同じ金額を投資するにしても、能力のある人材を欲しがるのは明白です。
自己PRでは具体的に以下の内容についてアピールするようにしましょう。
ココがポイント
- 自分の長所や強みが“企業に対してどのようなメリット”があるのか説明する
- 困難や挫折を乗り越えて、仕事で成果を出したエピソードを説明する
- 前職で「自身が達成した成果」を数字を交えて具体的に説明する
自己アピールのポイントは、伝える内容は“数字を例に出して具体的に説明すること”です。

例えばですが以下があります。
このように、人に話を理解してもらうときは、数字を交えた方が圧倒的に伝わりやすく説得力が増すので意識してみましょう。
チームワークで困難を解決したエピソードも用意
大手企業への転職面接では、チームワークを活かして困難を解決したエピソードも準備しておきましょう。
大手企業は中小企業と違い、様々な部署の人と関わって仕事をしていきます。
協調性の無い人や、個人プレーに走りやすい人は大手企業では敬遠される傾向があるので、チームワークで成果を上げた具体例があれば内定がグッと近づきます。

面接対策4
・自己PRは数字を含めて具体的に伝えるようにする
・チームワークで成果を出してエピソードも用意しておく
大手企業などの面接でよく聞かれる質問集
ここでは、これまで大手企業などの面接でよく聞かれた質問集を紹介します。
- 志望動機を教えてください
- 入社した場合、どのような点で弊社に貢献できますか
- これまでに培った経験(スキル)は何ですか
- これまで仕事上での一番の失敗を教えてください
- 仕事をする上で一番大切にしている点は何ですか
- なぜ転職しようとしているのですか
- 弊社にはどのような部署があるか知っていますか
志望者のスキルを見極める質問例
①②③の質問は志望者のスキルを見極めるための質問です。
志望動機などは、“自分の長所が活かせれるから”という点を含めて説明する方がいいですね。
志望者の人間性を確認する質問例
④⑤は志望者の人間性を確認するための質問です。
この系統の質問は、これまで自分の体験談を伝えるようにしましょう。
具体的には以下のような体験談がオススメです。
- 成長を感じたエピソード
- お客さんから喜ばれたエピソード
- これまでにとても苦労したエピソード
人間誰でも失敗することはありますが、“その失敗を糧にどのように成長したのか”という話は必ず用意しておくようにしましょう。

また⑥の質問は、その人がすぐに辞めてしまわないか確認するための質問です。
もし転職理由が以下の場合は注意が必要です。
注意ポイント
- 上司との人間関係がうまくいかないから
- 今の仕事がきついから、または面白くないから
- 給料が少ないから
例えこのような転職理由であったとしても、面接時に正直にいうと間違いなく面接官にマイナスイメージを与えます。
転職理由については多少脚色してもいいので、
- より高いレベルで自分を成長させたいから
- 自分のスキルが御社でならより活かせると思ったから
など、ポジティブな理由を答えるようにしましょう。
面接対策5
・転職理由がネガティブな理由の場合、正直に話すことは避ける
・ポジティブな転職理由を準備しておく
志望者の本気度を確認する質問例
⑦は志望者の本気度を確認するために聞かれる質問です。
本当にその会社に入りたいと思っているのなら、その会社にどのような部署があるのかなどは普通に答えられますよね。
志望者の本気度を確認するために唐突に聞かれることがあるので、しっかりと準備しておきましょう。
大手企業への転職を成功させたいなら転職エージェントに相談しよう
大手企業や有名企業への転職を成功させるには転職エージェントを有効活用する必要があります。
なぜなら転職エージェントには“独自の非公開求人”をもっているエージェントがあり、その中には超有名企業の求人も多数含まれます。
実際に私もこれまでに非公開求人を紹介してもらうことで、優良企業の内定をGETすることができました。
転職4回のマツローがオススメする転職エージェントを紹介
ここでは転職4回で10社以上の内定を獲得したわたしが、実際に利用してオススメだった転職エージェントを紹介します。
求人数 | 高年収求人 | 業界未経験OK | 担当者のサポート | |
◎ | ◎ | △ | 〇 | |
◎ | ◎ | 〇 | 〇 | |
〇 | 〇 | ◎ | ◎ |
これら3つの転職エージェントはそれぞれ独自の強みを持っており、特に優れている点は以下です。
リクルートエージェント
:求人数が非常に多く、年収アップを目指すには外せない大手エージェントdoda
:求人数が多く、doda限定の優良企業の非公開求人も多数ありパソナキャリア
:求人数は上記2社に劣るが、専門のアドバイザーのサポートが手厚く、転職初心者にかなりオススメ
どのエージェントも独自の強みが異なるので、複数のエージェントに登録して互いの利点をうまく活用しましょう。
【まとめ】大手企業へ転職成功する面接対策
今回は“転職に成功する面接対策”について紹介しました。
最後にポイントをおさらいしておきます。
事前に準備が必要なものは、抜けが無いかチェックしておきましょう。
ココがポイント
- 会社の概要や動向は面接前に確実に整理しておく
- 面接中はおそれることなく堂々と振る舞う
- 自分からの質問3つ以上用意し、“仕事やスキルに関連する質問”にする
- 自己PRは数字を含めて具体的に説明できるようにしておく
- チームワークで困難を解決したエピソードも用意しておく
- 転職理由がマイナスな人は、ポジティブな転職理由を考えておく
これらの項目をしっかりとクリアできれば、面接に合格する確率はグッと上がります。
転職に成功して人生を好転させたいかたはぜひ参考にしてください。
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