
・どのくらいの人が転職しているの?
・転職することのメリットやデメリットは?
こんな悩みを解決します。
最近は終身雇用制度が崩れて、身近にも転職で中途入社してくる人も増えていますよね。
実際に私もこれまで4回の転職でキャリアアップに成功し最大で年収を500万円以上アップすることができました。
この記事では
- 現在は転職するのは当たり前なのか?
- 転職することのメリットとデメリット
- 転職に成功する4つのポイント
について解説します。
転職しようか悩んでいる人はぜひ参考にしてください!
この記事で分かること
☑マツローの経歴
目次
転職するのは当たり前なのか?
現在では転職するのが当たり前の世の中になっています。
なぜなら年功序列や終身雇用制度が薄れてきたのと、企業の寿命が短くなり定年を迎えるまで存続する企業自体が少なくなっているからです。
実際に厚生労働省のデータをみると新卒入社した新入社員の3年以内離職率は
- 大卒:30%以上
- 短大卒:40%以上
- 高卒:40%以上
と高い値になっています。
こうやってみるとかなりの人が転職し、転職自体が身近なものになっているといえますね。
「転職が当たり前の時代」:転職する人は約60%
転職者の割合についてもう少し詳しくみていきます。
下の表はリスクモンスター社による「社会人の転職事情アンケート」調査結果です。
ご覧の通り全体で見ると約60%の人が転職経験ありと答えています。
また女性に関しては20代~60代のすべての年代で転職経験者が過半数以上となっています。
このデータの通り、もはや転職をするのはごく当たり前の世の中になっているといえますね。
転職することの3つのメリット
ごく当たり前になっている転職ですが、転職することの3つのメリットについて解説します。
メリット1:職場環境や人間関係をリセットできる
1つめのメリットは「職場や人間関係をリセットできる」ことです。
転職すれば会社が変わるわけですから、職場環境や人間関係を簡単にリセットすることができます。
これまでブラック企業や上司からのパワハラなどに苦しんでいた人にとっては大きなメリットといえますね。
メリット2:仕事を通じてキャリアアップできる
2つめのメリットは「仕事を通じてキャリアアップできる」ことです。
転職してよりレベルの高い会社で働くことができれば、仕事の質が高くなるのであなた自身のスキルもより磨かれてキャリアアップを果たすことができます。
実際に私も大手企業に転職した経験がありますが、大手企業は高学歴の人や優秀な人が多く、一緒に仕事をすることで様々ないい刺激をもらうことができます。
またよりレベルの高い会社に転職すれば、仕事の規模も大きくなってよりスケールの大きな仕事を任せてもらえるというのもメリットといえますね。
そのような環境で仕事ができればあなたの市場価値はより高くなるでしょう。
メリット3:年収をアップすることができる
3つめのメリットは「転職に成功すれば年収をアップすることができる」ことです。
現在働いている会社で年収を上げようとすると出世するしかなく、出世するには時間がかかりますし仮に出世しても大幅な昇給は難しいです。
一方転職に成功すれば、いきなり数百万単位で年収を上げることも不可能ではありません。

簡単に年収を上げることができるのも転職の大きなメリットといえますね。
転職することの3つのデメリット
もちろん転職にはメリットだけでなくデメリットもあります。
ここでは転職することの3つのデメリットを解説します。
デメリット1:ゼロから仕事を覚えたり人間関係を築く必要がるある
1つめのデメリットは「ゼロから仕事を覚えたり人間関係を築く必要がある」ことです。
転職すれば会社が変わるので、仕事の進め方をゼロから覚えたり、一緒に働く人との人間関係をゼロから構築していく必要があります。
特に未経験の業種や職種に転職するときはいろいろと覚えることがあり、最初のうちは大変ですね。
デメリット2:転職に失敗したら年収が下がる
2つ目のデメリットは「転職に失敗したら年収が下がる」ことです。
さきほど3つめのメリットで転職に成功したら年収が上がるといいましたが、逆に転職に失敗したら年収が下がるリスクがあります。

転職に失敗しないためには後程説明する「転職に成功する4つのポイント」で詳しく解説しているので参考にしてください。
デメリット3:ブラック企業に入社したら心身を病む
3つめのデメリットは「ブラック企業に入社したら心身を病む」ことです。
せっかく転職したはいいのにブラック企業に入社してしまったら最悪ですよね…
対策としては実際に入社するまえに会社評判サイトで、あらかじめ会社の評判をチェックしておくことをオススメします。
会社評判サイトを使えば、知りたい会社の内部情報や社員のクチコミが確認できるので、ブラックな職場ではないかどうか必ず確認しておくようにしましょう!
【転職は当たり前?】転職したほうがいい人の特徴
ここでは転職したほうがいい人の特徴を解説します。
より高いレベルにキャリアアップしたい人
まずは「より高いレベルにキャリアアップしたい人」です。
仕事に慣れてくると、さらに高いレベルの仕事をしてみたいと向上心を持つことがありませんか?
私は新卒の公務員退職後はエンジニアとして働いていますが、20代のころは仕事に慣れてくると「より高いレベルで自分がどれだけできるのか挑戦してみたい!」という気持ちを持っていました。
そういった向上心があれば転職することで自分のしたい仕事であったり、より高いレベルの会社で働くことが出来て、将来的に大きなキャリアアップを果たすことができます。
自分の能力を他社でも活かせる自信がある人
次は「自分の能力を他社でも活かせる自信がある人」です。
なぜなら、他の会社でも必要とされる能力を持っている人であれば転職することで大幅に年収をアップできる可能性があるからです。
実際に私も4回転職していますが、ある程度スキルを身につけたら転職活動をしてどんな条件の求人があるのかを確認していました。

職歴やスキルに自信がある人は、転職するしないに関わらず転職活動でどんな条件の求人があるのか見てみるのもオススメです。
今の会社のストレスが高く心身が限界の人
「今の会社がストレスが高く心身が限界の人」はすぐにでも転職するべきです。
なぜなら強いストレス環境下で我慢して働けばやがて心身を病んで最悪うつ病になる可能性があるからです。

このようになってしまうと普段の生活を取り戻すのも大変になるので、手遅れになる前に早めに転職活動をおこないましょう。
転職が当たり前の時代に転職に成功する4つのポイント
ここでは転職を成功させる4つのポイントについて解説します。
転職がうまくいくか不安な人はぜひ参考にしてください。
自分の経歴やスキルを活かせる転職先を探す
1つめのポイントは「自分の経歴やスキルを活かせる転職先を探す」ことです。
なぜなら自分の経歴やスキルを活かせない転職を行うと、年収が下がる可能性が高くなるうえに、仕事についていけずにすぐに辞めてしまうおそれがあるからです。
逆に自分の経歴やスキルを活かせる仕事であれば、仕事を覚えるのも早いですし、これまでの基礎を土台にしてよりキャリアアップすることが可能になりますよね。
私も新卒で公務員でしたが、その後はエンジニアでキャリアアップすることを決めて、仕事で身につけたスキルを土台に段階的に転職をしてキャリアアップすることができました。
転職を成功させるにはキャリアの軸を決めて、一貫性のある転職を心がけましょう!
転職に有利な資格を取る
2つめのポイントは「転職に有利な資格を取ること」です。
なぜなら資格を取ることで転職時に以下のメリットがあります。
ココがポイント
- 自分から積極的に勉強する意欲が企業に伝わる
- 有益な資格であればライバルに差が付いて採用されやすい
- 未経験でも資格があれば最低限の知識をもっていると判断される
正直同じくらいの評価のライバルがいた場合、資格の有無で合否が分かれることもあります。
資格は持っておいて損はしないので、なるべく在職中から取得するようにしておきましょう。

そんな方にオススメの資格は以下の資格となっています。
オススメ資格 | 説明 |
TOEIC | ・ほぼ全ての業界で評価される最強の資格 ・まずはスコア600以上を目指し、700以上だと転職にかなり有利になる(体験談) |
中小企業診断士 | ・難関資格だがその分かなり評価される ・営業や経営コンサルタントを目指すならぜひ取りたい資格 |
日商簿記 | ・経理業界を目指すならぜひ取りたい資格 ・持っているだけで転職が優遇されるケース多い |
二種電気工事士 | ・未経験からでも誰でも受験可能で需要高い ・持っているだけで転職が優遇されるケース多い(電気工事の仕事) ・一種電気工事士があるとなお良い |
基本情報技術者 | ・ITエンジニアを目指すなら必須の資格 ・未経験からでも誰でも受験可能で需要高い |
なお特に個人的にオススメな資格はTOEICです。
なぜならTOEICは幅広い業種や職種で評価されやすく、確実に転職の選択肢が広がるからです。

私のTOEICスコアと転職の関係についてはこちらの記事を参考にしてください。
これらの資格をもっていれば未経験者でも確実に内定確率が上昇します。
時間がある人は転職するまえから準備しておきましょう!
転職エージェントに相談する
次のポイントは「転職エージェントに相談する」です。
転職エージェントとは転職希望者に対して求人の紹介や転職サポートをしてくれるサービスですが、
転職エージェントを利用することで
ココがポイント
- あなたの経歴や長所にマッチした求人を紹介してもらえる
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接対策
- あなたの推薦状を企業に送付してくれる
- 面接時の企業との日程調整や年収交渉
などのサポートを専門のアドバイザーから無料でうけることができます。
私も転職するときは毎回利用しているサービスで、転職を成功させるには必須となっています。
面接対策を十分行う
次のポイントは「面接対策を十分行うこと」です。
転職を成功させる最大の山場は面接といっても過言ではありません。
なぜなら採用者は面接でしか求職者の能力や人となりを判断できないからです。
いくら能力が優れている人でも面接で自分をうまくアピールできなければ採用されることはありません。

面接では以下をしっかりと自分で説明できるようにしましょう。
- 自分の強みや実績を「過去の失敗談⇒困難を乗り越えた成功談」で説明できる。
- これまでの仕事の実績を具体的な数字を用いて説明できる
- 自分が転職することで、企業にどのようなメリットがあるかを十分説明できる
私はこれらを意識した結果、転職の面接ではこれまで10社以上から内定を獲得し、転職面接の合格率は90%を超えています。
私の面接対策についてさらに詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
「転職は当たり前?」よくある悩み
ここでは転職を考えている人のよくある悩みについて解説します。
悩み1:転職回数が多いと不利なのか
1つめは「転職回数が多いと不利なのか?」についてです。
一般的に転職回数が多い人は次の転職が不利といわれていて、30代で3回以上転職している人は転職回数が多いとみなされることが多いようです。
しかし必ずしも転職回数が多いから転職に不利になることはなく、なぜ転職回数が多くなっているのかをきちんと説明出来れば問題ありません。

よって転職回数が多いから転職に不利になるということはありませんので、しっかりと自分の経歴を説明できるようにしておく必要があります。
自分の経歴をうまくまとめる自信がない人は、転職エージェントに相談して専門アドバイザーからアドバイスをもらうこともオススメですよ。
悩み2:「転職=キャリアアップ」は少ない?
2つめは「転職=キャリアアップは少ないの?」についてです。
正直これは人によります。
転職活動では成功する人と失敗する人は半々くらいになりますが、転職に成功する人はキャリアアップにつながりますし、転職に失敗した人にとってはキャリアダウンになってしまいます。

そんな人は先ほど説明した「転職に成功する4つのポイント」をご覧ください!
悩み3:今の会社に依存するのは危険?
3つめは「今の会社に依存するのは危険なの?」についてです。
終身雇用が崩壊している現在では会社だけに依存するのは危険といえます。
なぜなら、定年まで安泰という企業は存在しませんし、企業の寿命も年々短くなっているからです。
実際に有名企業でも倒産や早期退職のニュースをよく耳にしますよね。
解決策としては「あなた自身が他の会社からでも必要とされるスキルをみにつけること」です。
あなた自身の市場価値が高ければたとえ会社が倒産しても、次の転職活動はスムーズにきまるでしょう。
普段の仕事でもひとつ高いレベルの仕事を意識したり、仕事に役立つ資格をとるなどして自分自身の市場価値をあげる努力を続けることが大事ですね。
悩み4:未経験の転職は辞めた方がいい?
4つめは「未経験の転職は辞めた方がいいの?」についてです。
転職に成功するには「これまでの経歴やスキルが活かせる仕事」に転職することが大切です。
しかし職歴が短かい人もいますよね。
そんな人はキャリアアップにつながる転職をするようにしましょう。
キャリアアップにつながる仕事とは、
- 専門スキルが身につけられる仕事
- 今後も仕事の需要が増えることが見込まれる仕事
です。
なぜなら、専門スキルが身に付く仕事なら働きながら自分の市場価値を高めることができますし、今後も需要が増えることが見込まれる仕事なら将来的に年収があがる可能性が高いからです。
具体的な仕事としては以下のような仕事があります。
- IT業界、
- 自動車業界(自動運転)、
- Webマーケティング業界
どうしても未経験分野に転職したい人は、まずはスキルを磨ける職場を優先して、ある程度スキルが身に付いたら次の転職でよりキャリアアップを目指すようにしましょう!
【体験談】転職が当たり前の時代に伝えておきたいこと

・自分はあまり職歴やスキルがないけどどうすればいいの…
転職に失敗すると精神的にもきついですしなんとか成功させたいですよね。
私もかつて公務員をやめて派遣社員になりましたが、そのときはかなり不安でした…
そんな人は今の会社を辞めるかは別にして、まずは転職エージェントに相談しましょう。
なぜなら転職エージェントに相談すれば専門のアドバイザーから様々な助言がもらえますし、本当に転職したほうがいいのかどうかもはっきりします。

そんな人はリクルートエージェントをオススメします。
なぜならリクルートエージェントは業界No.1の転職エージェントで以下の特徴があるからです。
ココがポイント
- 求人件数は業界No.1の20万件以上なのであなたの希望の求人が見つかる
- ハローワークや転職サイトにはない独自の非公開求人が豊富
- 転職実績者数も業界No.1の約5万人(2019年度)
- 大手なので担当者が各業界に精通している
- サポートが手厚いので働きながらでも転職活動可能
なお、下のグラフは私の転職回数と年収の推移です。
私はこれまでリクルートエージェントをメインで利用することで以下を実現しました。
ココがポイント
- 転職する度にキャリアアップして年収右肩上がり
- 最大で年収550万円以上アップ
- サービス残業とは無縁でプライベートが充実
- 本当に自分のやりたい仕事に就く

在職中でも気軽に相談できる上に無料で利用できるので、まずはリクルートエージェントに相談してみましょう!
転職するのは当たり前なのか:まとめ
これまで「転職するのは当たり前なのか?」について解説しました。
最後にポイントをおさらいします。
ココがポイント
- 新卒者の3年以内離職率は30%~40%である
- 社会人の60%近くが転職経験者である
- 転職のメリット1:環境や人間関係をリセットできる
- 転職のメリット2:仕事を通じてキャリアアップできる
- 転職のメリット3:年収をアップすることができる
- 転職のデメリット1:ゼロから仕事を覚えたり人間関係を構築する必要あり
- 転職のデメリット2:失敗したら年収が下がる
- 転職のデメリット3:ブラック企業に入るリスクがある
- 転職すべき人の特徴1:より高いレベルにキャリアアップしたい人
- 転職すべき人の特徴2:自分の能力を他社でも活かせる自信がある人
- 転職すべき人の特徴3:今の会社のストレスが高く心身が限界の人
- 転職成功ポイント1:自分の経歴やスキルが活かせる職場を探す
- 転職成功ポイント2:転職に有利な資格をとる
- 転職成功ポイント3:転職エージェントに相談する(まずはリクルートエージェントだけでOK)
- 転職成功ポイント4:面接対策を十分行う
現在は転職するのが当たり前の世の中になっています。
しかしそのなかで転職に成功する人と失敗する人がいるのも事実です。
転職に失敗すればその分キャリアはマイナスになるので、極力失敗は避けたいですよね。
適切な方法で転職すれば私のように転職に成功することは可能ですのでぜひ参考にしてもらえると幸いです。
※私が転職で年収を500万円以上アップすることに成功したのはリクルートエージェントを利用したからです。
求人の質・量とも他社よりかなり充実しているのでまずはリクルートエージェントに相談してみましょう。