
こんな悩みを解消します。
中途採用者は「キャリア採用」などとも呼ばれ、必然と「できる人材」というようなイメージがついてしまっています。
しかし転職してくるすべての人が自信満々に入社してくるわけではありません。
前職で何か悩みを抱えており、それから逃れるために転職する人も大勢います。
この記事では転職してすぐの即戦力プレッシャーを克服する3つの方法と、転職前の重要な準備をお伝えします。
会社からのプレッシャーで押し潰されそうな人は、この方法を試してみてください。
この記事で分かること
- 転職してすぐに即戦力になれる人は少ない
- 転職後に即戦力プレッシャーを感じるのは企業側に問題があることが多い
- 即戦力プレッシャーを克服する3つの方法
- 転職してすぐの即戦力プレッシャーを感じないためには?
マツローの経歴
- 転職4回で「警察官」「派遣社員」「商社」「大手メーカー」に勤務
- 元ブラック企業の社畜(サビ残100H以上、40時間連続勤務etc…)
- 転職4回で内定10社以上獲得、 転職面接の合格率は90%以上
- 年収は最低300万円(派遣)⇒850万円(大手)で500万円以上UPを経験
- 警察退職後は一切スキルなしだったにも関わらず、30代半ばで年収850万円以上を達成
目次
転職してすぐに即戦力になれる人は少ない!
結論からいうと、転職してすぐに即戦力になれる人は、ほとんどいません。
どんなに前職で経験やスキルを積んでも、新しい職場環境では人間関係を含めて慣れないことも多く、自分の力を上手く発揮できません。
例えば、前職では営業成績NO.1の人でも環境が変われば上手くいかないことだってあるのです。
もしも同業者に転職したとしても、業界全体の仕事の大枠は一緒でも、やり方や流れなど会社ごとの独特のルールがあります。
こうしたルールを覚えて、初めて自分の力を発揮できるわけです。
だから転職してすぐに即戦力プレッシャーを感じる必要はありません。
そしてすぐに即戦力になろうと頑張らなくて良いのです。
転職するとき「即戦力求む」と求人票に書いてありプレッシャーを感じる
先にも述べたように、転職してすぐに即戦力になれる人はほとんどいません。
それなのに、なぜ多くの転職者が即戦力のプレッシャーを感じてしまうのでしょうか?
それは求人票に「即戦力求む」と書いてあることが多いからだと考えられます。
これをそのままの意味で捉えてしまう人もいますが、そうではありません。
求人票を掲載している企業側も、転職者に対して本気で即戦力を求めているわけではないのです。
企業としては「できればすぐに仕事ができる人材が欲しいな」というニュアンスで載せていることがほとんどでしょう。

こんな不安やプレッシャーを感じる人も多いと思いますが、そこまで気にしなくても大丈夫です。
しかし、たまに本気で即戦力になる人材を探している企業もあります。
こうした企業に転職してしまうと、指導をしっかりしてもらえずに放置されてしまい、挙げ句の果てには「即戦力ではない」と評価を下げられてしまうケースもあります。
しっかりと転職前に「本気で即戦力を求めているのか」確認することが大切です。
転職後に即戦力プレッシャーを感じるのは企業側に問題があることが多い
そもそも即戦力のプレッシャーを感じてしまうのは、企業側に問題があります。
- 中途社員を受け入れる態勢が整っていない
- 中途社員向けの教育制度がない
- 中途採用はバリバリの即戦力になると決めつけている など
上記のような問題を企業が抱えている可能性が高いため、プレッシャーを感じて悩む必要はありません。
即戦力のプレッシャーを感じてしまっても、自分のせいではないことをしっかりと認識しておきましょう。
同僚は味方にする!上手く溶け込んで相談相手になってもらおう
即戦力のプレッシャーを感じることは仕方ないかもしれません。
問題は、それを誰にも相談できない環境にいることです。
前職ならば、仲の良い同期や先輩などがいて、仕事や人間関係の悩みを打ち明けて話を聞いてもらうこともできたでしょう。
しかし、新しい職場になれば、全員が初対面で相談しづらい環境になってしまいます。
誰にも相談できずに即戦力のプレッシャーを抱えているのは辛いことです。
そのため、まずは周囲に上手く溶け込んで、相談相手を作りましょう。
新しい同僚は敵ではなく、一緒に辛いことを乗り越えていく仲間です。
良好な間柄を築き上げておけば悩みを相談できますよね。
転職後の即戦力プレッシャーを克服する3つの方法
前述で即戦力プレッシャーを感じる必要はないといいましたが、残念ながら実際にプレッシャーに押し潰されそうな転職者は多いです。
そこでそのプレッシャーを克服する3つの方法をお伝えします。
- 自分が何をすべきか具体的に把握する
- 信頼できる人に相談する
- 「自分は新人だ」と開き直る
①自分が何をすべきかを具体的に把握する
まずは自分が何をすべきなのか、冷静かつ具体的に把握しましょう。
新しい環境において自分が最大限できること、やらなければならないことを把握すれば自然と体が動くはずです。
社会人としての経験自体はこれまでに積まれているわけですから「まずは挨拶からきちんとしよう」とか「最低限の身の回りの掃除はやらなくちゃ」など基本中の基本はできますよね。
こうしたマナーからしっかりしておくことで、徐々に周りと打ち解けられて仕事も自然にできるようになるでしょう。
②信頼できる人に相談する
自分がプレッシャーに押しつぶされそうなことを、信頼できる誰かに相談しましょう。
例えば前職の上司や同僚、家族、恋人、友人など誰でも大丈夫です。
自分の状況を他人に話すことで頭も心もスッキリします。
また自分の考えがまとまりやすくなり、何をすべきか見えてくることもあります。
ただの愚痴でも良いので誰かに自分の気持ちを聞いてもらいましょう。
③「自分は新人なんだ」と開き直る
新しい職場に転職したのだから、いくら会社から期待されても「自分は新人なんだ」という事実を認めてみてください。
開き直ることで、周囲の人にわからないことを素直に質問できるようになります。
このとき「前職ではこういうやり方をしていましたが、こちらではどうしていますか?」など、一応知識があるけども確認していますというアピールをすることが大切です。
「何もわからないので教えてください」などといってしまうと、理不尽ですがガッカリされてしまうため注意しましょう。
転職後に即戦力プレッシャーを感じないためには?
即戦力プレッシャーを感じないようにするために、転職前にできることを3つご紹介します。
- 転職先の教育制度を確認する
- 転職先の社風をチェックする
- 転職エージェントを活用してミスマッチを防ぐ
①転職先の教育制度を確認する
転職先を決める前に、必ず転職先企業に教育制度があるか否かを確認しておくことをおすすめします。
「即戦力を求む!」というような求人では「すぐに使える人材が欲しいから、入社しても教育制度はないよ」という裏事情が隠されていることもあるため注意してください。
「ここの会社は同業者だから自分でも即戦力になれそう!」と思っても、冒頭で述べたとおり会社独自のルールがあります。
それを守らなければ、その会社の指揮系統が崩れて仕事が上手く進められないことも考えられるのです。
しかし転職したとしても、教育制度が整っているのなら安心して仕事を覚えられる環境だといえますよね。
②転職先の社風をチェックする
事前に転職先の社風をチェックしておくことも重要です。
昔ながらの体育会系企業に入社してしまうと「仕事は見て覚えるもんだ」などという社風により転職を失敗することもあります。
数ある企業のなかには、転職者に何も教えないのが普通の対応という会社も珍しくはありません。
せっかく転職して心機一転したと思ったら、社内で放置されてい辛いという経験をしている人も多いのです。
こうしたことから、転職前には必ずその会社の社風を調べておきましょう。
なお会社の社風を事前に調べるには会社口コミサイトを活用しましょう。
口コミサイトには、その会社の従業員が内部情報を口コミで書いているため、どんな会社なのか事前に調べることができます。
③転職エージェントを活用してミスマッチを防ぐ
転職する際には、必ず転職エージェントを使って転職のミスマッチを防ぎましょう。
自分のスキルや経験を担当エージェントに把握してもらい、自分のレベルにあった求人を紹介してもらうことでミスマッチを防げます。
自分のレベルよりも高い企業に転職してしまうと、もちろんキャリアアップ として成功することもありますが、即戦力プレッシャーに押しつぶされることもあるため注意してください。
しっかりと転職エージェントと相談しながら、自分の転職先を決めていきましょう。
オススメ転職エージェント比較
なお私が4度の転職で利用したオススメの転職エージェントを紹介します。
求人数 | 高年収求人 | 業界未経験OK | 担当者のサポート | |
◎ | ◎ | △ | 〇 | |
◎ | ◎ | 〇 | 〇 | |
〇 | 〇 | ◎ | ◎ |
上記3つは特に私がオススメする転職エージェントで、どのエージェントも独自の強みを持っているため、複数のエージェントに登録して、それぞれの長所を上手く活用すれば転職の成功率もグッと上がりますよ。
【派遣から大手へ転職成功】「オススメ転職サイト・転職エージェント」を徹底レビュー!
転職エージェントを上手く活用して、入社後すぐ自分の力が発揮できるよう準備しておきましょう。
転職後の即戦力プレッシャーを克服する方法【まとめ】
この記事では転職したのに即戦力プレッシャーを感じている人へ、プレッシャーの克服方法と転職前の準備をお伝えしました。
転職して間もない社員に対して即戦力プレッシャーをかけてくる企業は、ろくな企業ではありません。
もしも長い期間、プレッシャーが続いて苦しい場合には転職することも考えましょう。
転職したばかりだからといって、転職してはいけないルールはありません。
転職エージェントに事情を話して、転職を成功させてください。
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