
・何度も転職を繰り返すとどんな影響があるの?
こんな悩みを解決します。
まず、転職すること自体は決して悪いことではありません。
しかし、嫌なことがあればすぐに転職してしまう人は、自分で自身の市場価値を下げている可能性があります。
この記事では、転職を何度も繰り返した結果、起こり得る2つのパターンを解説します。
次の転職を最後にするための解決策もご紹介しますので、転職が多くて不安に感じている人は最後まで読んでください。
この記事で分かること
- 転職を繰り返す人に訪れる2つのパターンとは?
- 逃げの転職を繰り返した場合の5つのデメリット
- 逃げの転職を繰り返さないための3つの解決策
マツローの経歴
- 転職4回で内定10社以上獲得、 転職面接の合格率は90%以上
- 年収は最低300万円(派遣)⇒850万円(大手)で500万円以上UPを経験
- 警察退職後は一切スキルなしだったにも関わらず、30代半ばで年収850万円以上を達成
目次
転職を繰り返した結果はおもに2パターンに分かれる
まず、転職を繰り返すことで起こる2つのパターンについて知っておきましょう。
あなたがどういう理由で転職を繰り返しているのかによって、未来は変わります。
パターン1:逃げてばかりの転職は圧倒的に不利になる
なぜなら短期間に何度も転職を繰り返すと、忍耐力や適応力がない人と見られる可能性があるからです。
たしかに、ブラック企業で働き続けることは、非常に辛く心身ともに病気になってしまう危険性があります。
しかし、転職は最後の手段として考えておかなければなりません。
転職すれば今の悩みからは解放されて楽になりますが、新しい職場で「また新たな悩みが」出てくる可能性もあるのです。

パターン2:計画的にキャリアアップするための転職なら有効
むしろキャリアを有効に利用することで、転職を成功させる可能性が高まります。
例えば、
- 現在の職場で専門スキルを磨きつつ、転職先ではそのスキルをより磨く
- 自分のスキルをより必要としてくれる会社に引き抜かれる
などがあります。

逃げてばかりの転職を繰り返した結果のデメリット5つ
ここからは、逃げてばかりの転職をしてしまうと起こり得るデメリットを5つご紹介しましょう。
- 「忍耐力がない」と判断される
- 社会や周囲からの信用を失う
- 生活に困る
- 専門性やスキルが身に付かない
- すぐに転職する癖がついてしまう
①忍耐力がないと判断され採用されない
転職活動をしていても、相手企業から
- この人は忍耐力がないんだな
- うちの会社もすぐに辞めるかもしれない
と判断されるからです。
企業側もできるだけ採用活動のコストは抑えたいため、1度雇用したら長く働いてくれる人材を求めています。
これは多くの企業に共通していえることで、すぐに辞める可能性がある人材は採用されにくくなるでしょう。
②社会や周囲からの信用を失う
特に転職で業界や職種をコロコロ変えている人は注意が必要です。
転職理由に一貫性がないと、「優柔不断でいい加減な人」という印象を持たれかねません。
転職理由を明確に説明できないような転職はなるべく避けた方が賢明ですね。
③生活に困る
転職を繰り返すと、再就職先が決まらない状態になります。
働いていない期間があれば、当然その分の給料はもらえず、貯金がなければ苦しい生活になるでしょう。
生活に困れば、余計に転職できないことに焦りを感じ、どこでもいいから求人に応募しまくる結果となってしまいます。
④専門性やスキルが身につかない
転職面接の時にも「前職で何を身につけたのか」が明確に答えられず、中途半端な回答になってしまいます。
多くの求職者を面接している面接官であれば、あなたがどんなスキルを身につけてきたのかをすぐに見抜かれるでしょう。
⑤すぐに転職する癖がついてしまう
常に逃げ腰で、何に対してもチャレンジ精神がない状態です。
こうした転職癖がついてしまうと、生活も安定せず、プライベートまで上手くいかないことが増えるでしょう。
「逃げの転職」を繰り返さないための3つの解決策
無駄な転職を繰り返さないためには、どんなことをすればいいのでしょうか。
ここでは、次の転職を最後にするための解決策を3つご紹介します。
①自己分析・企業研究を入念におこなう
なぜなら「転職を繰り返す=自分に合った企業に入社できていない」ことが考えられます。
自分に合った企業を見つけるには「自己分析」「企業研究」が重要です。
自己分析とは、その名のとおり「自分自身の分析」のことをいいます。
例えば、
ココがポイント
- 自分はどんな性格なのか
- 何が嫌いで何が好きなのか
- 長所と短所は何か
などを深く突き詰めてみましょう。
また企業研究とは、その会社の企業理念や社風、制度、競合他社とはどう違うのかなどを分析することです。
こうした自己分析や企業分析を入念におこなうことで、求人を見極める目が養えるようになります。

②自分自身の市場価値を知っておく
自分自身の市場価値を低く見すぎても、高く見すぎても自分に合った求人は見つかりません。
そして、逃げの転職を多く繰り返してしまった人は「自分の市場価値は低い」と考えてください。
前述のとおり、企業から見れば「何かあればすぐに辞めてしまう人材」としか見られていないからです。
まずは希望条件をリセットして、本当に譲れない条件のみに絞ることをオススメします。
③すぐに転職するのではなく、一旦立ち止まって第三者の意見を聞く
第三者とは、身近でいうと家族や友人です。
「こんなことが会社であって耐えられないんだけど、転職しても大丈夫かな?」など相談してみると、適切なアドバイスをもらえるかもしれません。
また家族や友人に相談できない人は、転職のプロである転職エージェントに相談しましょう。
転職するか否か迷っている段階でも、転職エージェントは相談に乗ってくれます。
まずは無料登録をして、担当エージェントとヒアリングをしてみてください。
転職を繰り返した結果、満足のいく職場に出会えた人はいるの?

- 今の職場は何となく自分に合わない
- もっと良い職場があるはず
と転職を繰り返した結果、自分が満足する職場に出会えた人はいるのでしょうか?
以下は、Yahoo!知恵袋に寄せられた質問「転職を繰り返して良い職場に出会えたのか?また、何回転職したのか?」に対する回答です。
”8回転職して、外資に入社しました。給与、条件、環境ともに、申し分ありません。
(超キレイ職場、机デカイ&派手な飲み会、六本木&西麻布)実力とか専門性とか、いろいろなことをいうけど、「運」というのもあるように思います。””私は思ってます(^^)やりたいことができるし、前職に比べたらお給与は格段にUPしましたし。(前職が安過ぎたんですが)私は3回目です。”
”何度か転職をしました。27までは経験を積むために一つの会社で働き、その後スキルアップを目指し転職しました。最初の転職は給料が100万程下がりましたが、自分への投資と思い給料は諦めました。そのおかげで、転職先で身につけたスキルと人脈利用して、次の転職へという感じです。今は外資系の会社に就職して、給料も立場にも満足しています。”(一部抜粋)
引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12112379592
自分にとって”良い職場”に出会うのと「転職回数」は、人によって様々で、運の要素が強いです。
そのため、「この会社はよくなかったからすぐ転職しよう」という気持ちで転職を繰り返してしまうと、次が決まらない状況になるので注意してください。
もしも自分には合わないかもと感じても、少しの間は我慢して学べることはすべて吸収し、自分のスキルと知識に変えてから転職することをおすすめします。
転職を繰り返した結果、気づくこともある!
自分がどういう仕事が好きなのかを見極められる
何度も転職を繰り返すと
- 自分がどんな仕事をしているときに楽しいと感じるのか
- どのような仕事が好きなのか
などを見極められるようになります。
たとえば、営業職が好きな人がさまざまな業界の営業を経験すると仮定しましょう。
そこで「自分は医薬品業界の営業は苦手だけど、アパレルの営業は楽しい」と感じるかもしれません。
同じ営業職であっても、業界や会社によって雰囲気はまったく異なります。
こうして自分の好みを知れば、自分に合った求人を見つけやすくなりますよね。
仕事に対する自分の価値観を分析できる
転職を繰り返していくうちに自分の価値観に気付くことがあります。
これまでプロジェクトリーダーに憧れを持っていた人でも、転職してさまざまな会社に勤めるうちに、自分はリーダー気質ではないことに気付くかもしれません。
誰かを管理してまとめるよりも、自分の裁量で仕事を進められるほうが本領発揮できる人もいます。
自分の価値観がわかれば、どのような会社や職種を探せばよいのかがはっきりします。
こうした気付きを重ねるうちに、自分に合った求人を見つけやすくなり、自分が満足する職場に転職できるのです。
逃げの転職を繰り返さないためには転職エージェントに相談する

悪循環で転職するたびにドンドン職場環境が悪くなっている…
転職をするのは一定のリスクがあり、ブラック企業に入ってしまわないか心配ですよね…
また中途半端に転職を繰り返してもデメリットばかりが目立ってしまいます。
そんな人はまずは転職エージェントに相談してみましょう。
なぜなら実際に辞めるかは別にして、転職エージェントに相談することで
- あなたの経歴や長所にマッチした求人がどのくらいあるのか分かる
- ブラック企業ではなくホワイト企業の求人を紹介してもらえる
- 実際に転職できそうなのか教えてもらえる
- あなたの転職がうまくいくよう、心強いサポートが受けられる
このようなサポートをあらかじめ受けることができるからです。
今の会社を辞める前にこれらの情報が入手できれば「本当にいま転職すべきタイミングなのか」が分かります。
今は転職すべきタイミングではないのに誤って転職してしまったら、
- 無駄に転職回数が増えて再就職の難易度があがる
- 求人にこまり泣く泣くブラック企業に入らざるを得なくなる
- 就職活動が長引くと生活費も底をつく
といったリスクが高まります。
辞めた後に後悔する前に、まずは事前に転職エージェントに相談してみましょう!

そんな人にはリクルートエージェントをおすすめします。
リクルートエージェントは業界No.1の転職エージェントで、求人数や求人の質が圧倒的に充実しているからです。
下の図はわたしの「転職回数と年収の推移」です。
ごらんのとおり、リクルートエージェントをメインに利用することで、年収を最大で550万円以上アップさせ、サービス残業とは無縁のホワイト企業に転職することができました。
リクルートエージェントは5分ほどで登録できて、すべて無料で利用できるのでまずは登録して専門アドバイザーに相談してみましょう!
なお転職エージェントについてさらに詳しく知りたい人は、私がこれまで4回の転職で利用したオススメの転職エージェントをランキング形式で紹介しています。
各社の長所や短所、実際にどんな求人を紹介されたかなどをまとめているのでぜひ参考にしてください。
転職を繰り返した結果:まとめ
この記事では、転職を繰り返した結果、起こり得る2つのパターンをご紹介しました。
ポイントをおさらいします。
ココがポイント
- 逃げの転職を繰り返すとどんどん不利になる
- 計画的に転職を繰り返せばキャリアアップに繋がる
- 自己分析や企業研究は入念におこなう
- まず自分自身の市場価値を知っておく
- 一度第三者の意見を聞いてみる
- 転職することで自分の個性に気づくこともある
- 逃げの転職を繰り返さないためにまずはリクルートエージェントに相談する
自分のキャリアアップを図るために転職を繰り返すことは何の問題もありません。
しかし、「逃げの転職」を何度も繰り返していると、自分自身の市場価値は下がり、転職するのに圧倒的に不利になります。
次の転職を最後にしたいという人は、リクルートエージェントに相談して自分に合った求人を紹介してもらいましょう。
※私が転職で年収を500万円以上アップすることに成功したのはリクルートエージェントを利用したからです。
求人の質・量とも他社よりかなり充実しているのでまずはリクルートエージェントに相談してみましょう。