[voice icon="https://hiraryman.com/wp-content/uploads/2019/11/80C7086D-8927-4AB6-8569-A0D37979D58C-2-300x300.jpeg" name="マツロー" type="l fb"]・退職代行ってなに?
・どんなメリットやデメリットがあるの?[/voice]
こんな疑問を解決します。
退職代行は、あなたの代わりに退職手続きを代行してくれるサービスです。
近年メディアで取り上げられたことから注目を集めていますが、その実態について細かく知らないという人もいるかもしれません。
この記事では、サービスの概要や利用するメリット・デメリットについて解説します。
使ってみたいけど不安だという人は、ぜひ最後まで読んでください。
※この記事を読むことで分かること
- 退職代行とは「ストレスフリー」な退職手段
- 退職代行の3つのメリットとは?
- 退職代行の2つのデメリットとは?
目次
退職代行とは「ストレスフリーの退職手段」である
退職代行とは、代行業者に依頼費用を支払うことで退職業務をすべて代行してくれるサービスです。
現代のストレス社会では、会社に何らかのストレスを感じていて「辞めたいけど、上司が怖くて言えない」などと退職できない環境になっている人も多くいます。
そのままストレスMAXの状態で働き続けていると、うつ病などの精神疾患を患ってしまうケースも珍しくはありません。
このような状況で困っている社会人の助けとなるためにできたサービスなのです。
退職代行は2種類!「一般企業の退職代行」と「弁護士の退職代行」
退職代行は「一般企業の業者」と「弁護士の代行サービス」に大別できます。
両者の大きな違いは、会社に交渉できるか否かという点です。
退職業務を代行する際に、「残っている有給休暇を消化させてもらえるか」「未払いの残業代は支払ってもらえるか」など、業者が会社に交渉することもあります。
しかしこうした交渉は、弁護士資格のない者がおこなってはいけないことになっています。
そのため、「じゃあ弁護士の方がいいのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、その分費用も高いのです。
自分にあった退職代行を見極めることが大切だといえます。
新しいサービスだと思われがちだが、10年ほど前から存在する
このサービスは、2018年に退職代行『EXIT』などがメディアに取り上げられてから話題となり、利用者も激増しました。
しかし、実は以前より弁護士業務の一部として退職を代行するサービスは存在していたのです。
そのため、一般企業の業者は最近増えつつありますが、弁護士の退職代行はまったく新しいサービスというわけではありません。
退職代行を利用する3つのメリット
次に、退職代行を利用するメリットを3つご紹介します。
退職意思を自分で伝えなくて済む
まずは、自分の口から会社に退職意思を伝えなくて済む点は最大のメリットといえるでしょう。
退職を申し出る時はマイナスな理由に限らず、上司や同僚との間に気まずい空気が流れるものです。
しかし、退職代行に依頼すれば、業者から会社に「◯◯さんは退職を希望しています」などと連絡をしてくれるため、自分の口で説明する必要はありません。
その気まずさを味わうことなく、快適に退職できるというのは嬉しいポイントですよね。
「辞めたくても辞められない」という状況にならない
退職したいことを伝えても、会社側から執拗な引き止めにあう可能性もあります。
「何が原因?給与なら上げるし、人間関係なら異動させてあげるから」などと上手い口車に乗せられてしまう場合もあるでしょう。
この引き止めをかわせない人は、結局辞められない人も多いのです。また、退職が決定するまでに上司や、上司の上司などと複数回の面談をすることになる場合もあります。
ただでさえ管理職との面談は緊張しますよね。それなのに1回どころではないという地獄のような展開になることも考えられます。
そこで退職代行を使えば、そもそも会社は本人に会うことはできず引き止めてこないため、すんなりと退職が可能となるのです。
上司を含め職場の人間と顔を合わせず退職できる
ハラスメント被害を受けていた場合「嫌いな上司の顔など金輪際見たくない」と考える人も多いですよね。
そんな人は退職代行を依頼することで、自分が会社に出向く必要はないため顔を合わせることはありません。
この方法は精神的にも健康に退職ができるというわけですね。
退職代行を利用する2つのデメリット
続いて、2つのデメリットをご説明します。あらかじめデメリットがわかっていれば対策できるため、よく理解しておきましょう。
依頼費用がかかる
冒頭でも述べた通り、退職代行には依頼費用を支払う必要があります。
よく、転職エージェントと同じように考えてしまう人もいますが、退職代行は無料サービスではありません。
転職エージェントは企業からの成功報酬で運営しているため、個人からお金をもらうことがないのです。
退職代行の費用相場は「3〜5万円前後」と決して安くはない金額です。「今すぐ辞めたいけど、お金がない」と悩んでしまう人もいるでしょう。
そのような人は、サービスのなかにはクレジットカード払いができるところもあるので、利用前に入念なリサーチしておくことをおすすめします。
ただし、自分1人では退職できない人は「お金を出してでも退職したい」と考える人が多いです。
思い切って利用してみるのも1つの手段といえそうです。
悪徳業者に依頼してしまう可能性もある
前述の通り、退職を代行する作業のなかには法律を行使する場面もあり、弁護士資格を持っていない業者に依頼すると弁護士法に抵触する恐れがあります。その場合、会社側から指摘があった際に反論できません。
また、有給休暇の消化ができなかったり、未払賃金の支払いをしてもらえなかったりなど、さまざまなトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではないのです。
退職代行には悪徳な業者も多いため、注意して選んでいきましょう。
まとめ
退職代行とは、さまざまな理由で会社を辞めたくても辞められない人におすすめのサービスです。
一方で、費用がかかることや悪徳業者を見極めなくてはならないというデメリットもあります。
しかし、そのまま今の会社で働き続けても体を壊してしまい、1度きりしかない人生の時間を無駄にしてしまいますよね。
思い切って退職代行を利用して、新しい1歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
気になる退職代行の評判はこちらの記事をご覧ください。
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