
・残業で疲れた時の対処法は?
こんな悩みを解決します。
毎日遅くまで残業ばかりしていると本当に疲れますよね。
私もかつてブラック企業で100時間以上のサービス残業を経験し心身共に疲弊していましたが、その後ホワイト企業に転職して残業地獄から抜け出すことができました。
この記事では
- ブラック企業/ホワイト企業による残業の違い
- 残業で疲れたまま働くリスク
- 残業に疲れたときの3つの対処法
について解説します。
毎日残業ばかりで悩んでいる人はぜひ参考にしてください!
この記事で分かること
☑マツローの経歴
目次
平均的な残業時間は20.6時間
まず世の中の平均的な残業時間は20.6時間です。(参照元:doda調査結果)
これよりも残業時間が明らかに多い場合は働きすぎということを認識しておく必要があります。
過労死ラインは80時間が目安
また、国が定めている過労死ラインは以下となっています。
国が定める過労死ライン
- 残業が2~6ヶ月の平均で80時間以上
- 残業が1ヶ月で100時間以上
もしあなたが過労死ラインを超える残業を行っている場合は心身への悪影響が懸念されるので直ちに対策する必要があります。
【残業に疲れた…】残業で疲れる原因
ここでは残業することで疲れる原因について解説します。
残業し過ぎると何が問題なのかきちんと把握しておきましょう。
睡眠時間を削っている
まずは長時間残業により睡眠時間を削ることで疲れます。
どんなに忙しい社会人でも毎日6時間以上は睡眠を取らないと日中の生活に影響が出ます。
しかし夜遅くまで残業している人は家に帰って寝るころには日付を大きく過ぎていることもあり得ますよね。
本当はしっかり睡眠をとって体調を整えたいのに、長時間残業によって貴重な睡眠時間を削られると疲労がどんどん蓄積されていきます。
プライベートを犠牲にしている
長時間残業でプライベートの時間を犠牲にすることでも疲れます。

しかし長時間残業をしてしまうと貴重なプライベートな時間までも仕事に充てることになり、自由な時間がほとんど無くなります。
朝起きて会社に行って夜遅くに帰ってすぐに寝るという生活を続けると息抜きする時間がなくなり強い疲労感を感じることになります。
精神的な余裕がなくなる
長時間残業で精神的な余裕がなくなることでも疲れます。
毎日遅くまで残業を続けていると心に閉塞感が生まれます。

残業をすることで徐々に精神的な余裕がなくなっていくことも理解しておきましょう。
【残業に疲れた】ブラック企業によくある残業の特徴
ここではブラック企業によくある残業の特徴を紹介します。
上司がサービス残業を黙認
まずは上司がサービス残業を黙認していることです。
ブラック企業では残業をつけてはいけないという暗黙の了解が存在します。
上層部や管理職は一般社員が残業をつけていないことを知りながらも、

・会社のために残業するのは当たり前のことだ
といった歪んだ固定観念を全開にしてきます。

もし残業を申請しようものなら、上司の立場を利用してパワハラやモラハラをしてくる会社も普通にあるので注意が必要です。
休日や夜間に普通に呼び出しがある
ブラック企業では休日や夜間の呼び出しも普通にあります。
もちろん突発で働いているので残業など付けることもできません。
私が以前いた会社も休日であろうがお構いなしで仕事の電話がバンバンかかってきました。

このようにブラック企業では休日や夜間の呼び出しによる残業が頻繁にあることを覚悟してく必要があります。
人員に対して業務量が明らかに多い
ブラック企業は社員のことは考えずに利益を最優先するため、人員に対して業務量がいつも過剰になっています。
どう考えても今いる社員ではさばけない仕事をどんどん放り込んでくるため、常に残業しないと仕事が回りません。
仕事をとってくる上司や管理職は部下や若手社員に丸投げするだけで、一切協力してくれないのもブラック企業の特徴ですね。

ホワイト企業での残業の特徴
次はホワイト企業での残業の特徴を解説します。
私はブラック企業からホワイト企業に転職しましたが、あまりの環境の違いに感動したことを覚えています。
残業時間は通門カードやPCで管理
ホワイト企業では残業時間を通門カードやパソコンのログでしっかりと管理しています。
特に大手企業になれば社会的立場からコンプライアンス順守の意識が強いため、サービス残業をさせないことを徹底しています。
私が転職したホワイト企業ではパソコンのON/OFF時間と通門カードの入退出時間をダブルチェックして、サービス残業ができないよう徹底されていました。

残業は基本月30時間以内
ホワイト企業は36協定の順守も徹底しており、年間の残業時間を360時間以内に収めるため、基本的に月の残業は30時間以内になります。
どうしても忙しい時は45時間まで認める時もありますが、その場合は年間で360時間以内に収まるように仕事の負荷が低い時は残業せずに早くかえるよう上司から指示されます。
このように長時間残業させない取り組みを会社として行っているのがホワイト企業の特徴といえます。
残業が多くなると管理職がフォローに入る
時期によってはどうしても残業が増えることもありますが、残業が上限に近づいてきたら管理職などの上司がフォローに入ってくれます。
具体的には以下のような対応が取られます。
ココがポイント
- 仕事の割り振りを変える
- 他の社員をサポートにつける
- 上司自ら仕事を手伝う

残業で疲れたまま働くリスク
もしあなたが残業で疲れたまま働き続けるとどうなるのか?
残業で疲れたまま働くリスクについて解説します。
人生を会社に搾取される
まずは長時間残業し続けることであなたの人生を会社に搾取されてしまいます。
毎日遅くまで残業することで
注意ポイント
- 趣味の時間がとれなくなる
- 家族との関係が悪化する
- 独身の人は婚期が遅れる
など大切なプライベートに悪影響が出てきます。

常に残業している人は会社から人生を搾取されていることを理解しておく必要があります。
うつ病で社会復帰できなくなる
毎日遅くまで残業を続けることでうつ病になる可能性があります。

このように残業で疲れたまま働き続けると最悪社会復帰できなくなる可能性もあるので注意が必要です。
残業に疲れたときの3つの対処法
ここでは残業に疲れたときの3つの対処法を紹介します。
すぐに試せるものばかりなので実践してみましょう!
対処法1:仕事に優先順位をつける
まずは仕事に優先順位をつけましょう。
完璧主義者の人ほど全ての仕事を完璧にこなそうとしがちですが、すべてを完璧に仕上げていては残業時間も増えてしまいます。
仕事を始める前に1週間や1日単位で
- 今日絶対にやらなくてはならない仕事
- 今週中にやればいい仕事
- 後回しにするか他の人に任せていい仕事
を明確にすることで残業時間を減らすことができます。

仕事に優先順位とメリハリをつけて、残業時間を減らせるよう心がけましょう。
対処法2:自分一人で仕事を抱え込まない
仕事を自分一人で抱え込むと、仕事の仕方が間違っていた時に気づくのが遅くなります。

ですので仕事は自分一人で抱え込まずに、ある程度のタイミングで上司や先輩に報告して進め方に問題ないかアドバイスをもらうようにしましょう。
責任感の強い人ほど自分一人で仕事を抱え込みがちですが、他人に報告することで客観的なアドバイスがもらえることもありますよ。
自分だけで仕事を抱え込むとうつ病のリスクも増えるので、上司や先輩に相談して責任を分散させるようにしましょう。
対処法3:上司に仕事量の見直しを相談する
明らかに自分でさばけない仕事を任せれている場合は上司に業務量の見直しを相談しましょう。

そんな上司のためにも自分の業務量の多さを相談することで、場合によっては仕事の役割分担の見直しをしてくれる可能性があります。
ブラック企業であれば受け入れられない可能性もありますが、まずは相談してみないと始まらないため仕事量の見直しについて相談することも大切です。
改善されない場合は転職を検討する
さきほど紹介した対処法を試せば大抵の会社であれば長時間残業は改善されます。

ブラック企業で働き続けても会社に搾取されるだけで、あなたは幸せになれないので他の会社への転職を検討しましょう。
まずは転職エージェントに相談してみる

・これ以上の残業は体がもたない…

そんな人はまずは転職エージェントに相談してみましょう。
なぜなら転職エージェントに相談することで
ココがポイント
- あなたの経歴やスキルにマッチした求人を紹介してもらえる
- 転職サイトにはない独自の非公開求人を紹介してもらえる
- 担当アドバイザーから企業へあなたの推薦状を送付してもらえる
これらのサービスを無料で利用することができます。

そんな人にはリクルートエージェントをオススメします。
なぜならリクルートエージェントは業界No.1の転職エージェントで担当者のサポートや求人数などが圧倒的に充実しているからです。
下のグラフは私の転職回数と年収の推移ですが、
リクルートエージェントをメインで利用することで
ココがポイント
- 2回目以降の転職では年収が右肩上がり
- 年収は最大で550万円以上アップ
- ホワイト企業に転職することでプライベートが充実
を実現することができました。
まだ辞めるつもりがなくても、とりあえずどんな求人があるのか気軽に相談できるのでまずはリクルートエージェントに相談してみましょう。
残業がなくなると生活が苦しい場合は副業するのもアリ

そんな人は副業で収入を得るのもありです。
本業と違い副業は趣味感覚でできるので
ココがポイント
- 自分の興味がある分野の副業ができる
- うるさい上司などとの人間関係が不要
- 自分の好きなときに自分のペースでできる
といったメリットがあります。

私が実際にやったことのあるおすすめの副業5選についてまとめているので、副業に興味がある人は参考にしてください。
残業に疲れたときの対処法:まとめ
今回はブラック企業とホワイト企業の残業の違いや、残業に疲れたときの対処法について解説しました。
最後にポイントをおさらいします。
ココがポイント
- 残業で疲れる原因1:睡眠時間を削っている
- 残業で疲れる原因2:プライベートを犠牲にしている
- 残業で疲れる原因3:精神的な余裕がなくなる
- ブラック企業の残業1:上司がサービス残業を黙認
- ブラック企業の残業2:休日や夜間に呼び出しがある
- ブラック企業の残業3:人員に対し業務量が明らかに多い
- ホワイト企業の残業1:通門カードなどで残業時間を管理
- ホワイト企業の残業2:残業は月30時間以内が普通
- ホワイト企業の残業3:残業が増えると上司がフォローしてくれる
- 残業に疲れたときの対処法1:仕事に優先順位をつける
- 残業に疲れたときの対処法2:自分ひとりで仕事を抱え込まない
- 残業に疲れたときの対処法3:上司に仕事量の見直しを相談する
- 改善されない場合は転職エージェントに相談する
- 残業代が欲しい人は副業を始めるのもアリ
長時間残業はあなたの心身を蝕んだり、貴重なプライベートな時間を犠牲にしたりと悪影響しかありません。
まずは今回紹介した3つの対処法を試して残業時間を削減してみましょう。
それでも残業が減らない場合はブラック企業なので、まずはリクルートエージェントに相談することをおすすめします。
※私が転職で年収を500万円以上アップすることに成功したのはリクルートエージェントを利用したからです。
求人の質・量とも他社よりかなり充実しているのでまずはリクルートエージェントに相談してみましょう。