
・施工管理を辞めたいけど転職はどうすればいい?
こんな悩みを解決します。
施工管理は現場で作業するのでデスクワークなどのホワイトカラーの仕事と比較すると体力、精神面で過酷ですよね。
私もかつて客先に設備導入の施工管理を数年していたので、施工管理の大変さは身に染みています。
この記事では
- 施工管理を辞めたい理由
- 辞めたいときの対処法
- 施工管理からのおすすめの転職先
について解説します。
「施工管理の仕事が限界だ…」と悩んでいる人はぜひ最後までご覧ください!
この記事で分かること
☑マツローの経歴
記事を読む前に
もしあなたが「どうしても仕事を辞めたい…」と思っている場合はすぐにでも転職エージェントに相談してください。
いま以上に心身に負担がかかるとうつ病になって社会復帰が難しくなる可能性もゼロではありません。
もし転職先が見つかるようであれば「心の中に逃げ道」をもつことができ、かなり精神的に楽になります。
登録は5分もかからずにすべて無料で利用できるのでまずは相談してみましょう。
目次
施工管理を辞めたい理由
なぜ施工管理を辞めたくなるのか?
ここでは施工管理を辞めたい理由を解説します。
労働時間が長い
1つめは労働時間が長いことです。
施工管理は主に客先の工事現場で仕事をしますが、工期に余裕がない仕事も多く、工期に間に合わせるため夜中まで働くことはよくあります。
また月末などで事務処理がある場合は、夜遅くまで現場で工事をした後に会社に戻って事務処理を行うので、帰れるのは日付が変わってからということもしょっちゅうですね。
入社して3日目ですが辞めることにしました。理由は求人票詐欺です。
残業時間30時間以内→100時間以上
法人営業→施工管理
年間休日129日→100日未満2日目は歓迎会や法人営業ができたので楽しかったですが3日目に先輩に現実を教えてもらい、辞めることにしました。
— てん 20卒 転職 適応障害 (@nh1Ph6zcR3cnmU6) August 4, 2021
今下積みして絶対施工管理やめる
こんな残業だらけの人生嫌だし、土日も休みたいもん— ぴ (@F1qn_y) January 3, 2021

残業代がつかない
2つめは残業代が付かないことです。
施工管理は客先で仕事をするため、基本残業は自己申告です。
激務なのできっちり残業つけたいところですが、上司に相談しても残業規制の関係で残業をフルで付けることはまず無理です。

こんなコロナ禍ですが
10月20日で仕事辞めちゃうよ
未経験OKの施工管理なんてロクなもんじゃねーぞ
会社が休みでも現場が動いてれば出勤だ!休みの日でも電話があれば出社だ!誰も助けてくれないから終電なんてザラだ!1番怖いのが全てサービス残業だってこと— ゆーさくさくさく。 (@yousksksk) September 25, 2020
施工管理の仕事はサービス残業が多い職種の代表格と言えますね。
休日や夜間関係なしに仕事がある
3つめは休日や夜間関係なしに仕事があることです。
施工管理をしていると短い工期で工事を完成しなくてはならないケースが多々あり、工期が迫ると休日返上で仕事をしなくてはなりません。
また工事中にトラブルなどが発生した場合は夜中だろうと関係なしに連絡が入り現場に呼び出されることもしょっちゅうです。

このように施工管理は休日や夜間関係なしに仕事が多いのも辞めたい理由のひとつです。
過酷な現場が多く体力的にきつい
施工管理はいわゆる3K(きつい・汚い・危険)の代表的な職業です。
朝早くから現場を駆けずり回り、休憩も十分とれないまま、足腰をふらふらにしながら夜遅くまで働くこともざらです。
また休日もなかなか取れないことが多く、しっかりと休養できないため体力的にかなりきつい仕事です。
設計志望で入社するも、会社初の女性監督で施工管理配属されました…が、激務で体力がついていかず転職しました。いまは改善傾向にあると思いますがまだまだ働き方改革しないと女性の継続的な雇用に繋がらない気がしてます(´ω`)難しいですね。。
— ✮sacco✮ (@sorairo85) June 16, 2021
体力がある若いうちはいいですが、ある程度の年齢になってくると体力的にしんどくなってくるので施工管理を辞めたいと考える人もいます。
人間関係が難しく精神的にきつい
5つめは人間関係が難しく精神的にきついことです。
施工管理をしていると対人のコミュニケーション能力が必須になります。
客先の担当者や同じ場所で工事をする他業者との調整は避けられませんし、自分が担当する工事の職人さんともしっかりとコミュニケーションを取りながら仕事をしていかなくてはなりません。
しかし工事現場は性格の荒い人が多く、特に新人などは怒鳴られたり罵声を浴びることも頻繁にありますよね。

@jyuttyan10
施工管理もけっこう
メンタルやられるよ。
正直言って会社行きたくないって
くらい、いま凹んでるから…
がんばろか— MAKIA2 (@MakiatsuU) November 5, 2015
きもにーさんの「施工管理は精神的にもキツいから辞めといた方がええ」の『にも』に全てが詰まってる。まじでオススメ出来ません施工管理は。
— ワさビ (@Oshi_Chicchai) April 24, 2020
コミュニケーションが苦手な人は精神的にきつくなり辞めたいと考えることがあります。
施工管理に向いている人と向いていない人の特徴
施工管理を辞めたいと感じる理由について解説しましたが、ここでは施工管理に向いている人、向いていない人の特徴を紹介します。
施工管理に向いている人の特徴
まずは施工管理に向いている人の特徴です。
施工管理に向いている人
- 人と協力しながら仕事をするのが好き
- スケールの大きな仕事がしたい
- 時間を忘れて仕事に熱中できる
人と協力しながら仕事をするのが好き
人と協力しながら仕事をするのが好きな人は施工管理に向いています。
施工管理の仕事は沢山の関係者と一緒になってモノづくりを行うので、コミュニケーション能力に自信があったり、人と接しながら一緒になって仕事をしたい人はやりがいを感じることができるでしょう。
スケールの大きな仕事がしたい
スケールが大きな仕事をしたい人も施工管理に向いているといえます。
施工管理をしているとプロジェクトによっては大きな建設物を立てたり、何十億もする設備の導入を行うこともあります。
莫大な予算をかけて行う工事では多くの労働者を指揮したり、様々な調整を行ったりとリーダーシップをとっていく必要があります。
ずっと未来に残るようなスケールが大きな仕事をしたい人にとってはおすすめの仕事といえるでしょう。
時間を忘れて仕事に熱中できる
時間を忘れて仕事に熱中できる人も施工管理に向いています。
施工管理をしていると朝早くから夜遅くまで働くことが多く、ときには休憩がとれないこともあります。
しかし時間を忘れて仕事に熱中出来る人であれば、あっという間に夜になり仕事終わりには毎日充実感を得ることができるでしょう。
仕事が好きで熱中出来る人であれば、大変ですがやりがいのある仕事といえますね。
施工管理に向いていない人の特徴
次に施工管理に向いていない人の特徴です。
施工管理に向いていない人
- 仕事をビジネスと割り切っている人
- 体力面に自身がない人
- コミュニケーションが苦手な人
仕事をビジネスと割り切っている人
まずは仕事をビジネスと割り切っている人には向いていません。
なぜなら施工管理はサービス残業や休日出勤が多く、過酷な勤務環境の割に給料などの待遇面はあまりよくないからです。

仕事はビジネスでお金のために働いているという人には向いていないといえます。
体力面に自身がない人
体力面に自信がない人も施工管理には向いていません。
施工管理は休みが少なく勤務時間も長いため、普通に働いているだけでもかなり疲れます。
さらに長期で現場の監督をすることになれば毎日現場を駆けずり回ることも多く体力的にもかなりハードです。
普段遅くまで仕事でクタクタなのに休日も少ないとなると体を回復させる時間も不足するので体力面に自身がない人にはオススメできませんね。
コミュニケーションが苦手な人
コミュニケーションが苦手な人も施工管理には向いていません。
なぜなら施工管理は多くの関係者と調整や折衝業務をする必要があり、人前でも積極的に自分の意見を主張しなければ仕事にならないからです。

こんな方だと客先や他業者に自分の意見をうまく伝えられずに、
注意ポイント
- 他業者に優先で仕事をされて自分の会社の仕事が足止めをくらう
- 調整が出来ていないことで業者同士が喧嘩をしだし、怒りの矛先が自分に向かう
- リーダーシップがないと客先からクレームが出ることもあり会社の信頼度低下につながる
現場はある意味では戦場のように殺気立っていることもあり、リーダーシップがない人であればプロジェクトが大失敗することもあるので注意が必要ですね。
施工管理を辞めたいときの3つの対処法
施工管理を辞めたいときはどうすればいいのか?
ここでは施工管理を辞めたいときの3つの対処法を解説します。
小さな目標を作り達成していく
施工管理に慣れずに辞めたいと考えている人は、小さい目標を作って少しずつ達成していくようにしましょう。
施工管理の仕事は激務ですがどんな小さなことでもいいので目標を作って達成していくことで少しずつ成長を実感できるようになります。
例えば以下のような目標でも構いません。
- 朝いつもより少しだけ早めに現場にいって当日の仕事の流れを確認する
- 仕事で使う道具や施工方法について勉強する
- 職人さんと世間話ができるようになる
- 他業者さんとも顔見知りになって仲良くなる
こういった小さな目標でもいいので、達成することで少しずつ自分に自信がつき、自信をもって仕事が出来てくると周囲からも徐々に信頼されてきます。

仕事の効率があがれば、体力面や精神面の負担も軽減されて仕事が楽しくなることもあるので、まずは小さな目標を作って達成していくようにしましょう。
直属の上司に相談する
どうしても施工管理がきつい場合は、直属の上司に退職について相談しましょう。
まれに直属の上司に伝えにくいからとさらに上の上司に退職の相談をする人がいますが、これでは直属の上司の顔に泥を塗るようなもので直属の上司の怒りを買ってパワハラなどを受ける可能性があります。
上司に包み隠さず本音を語ることで場合によっては
- 他の人をサポートでつけてもらえる
- 担当案件を変更してもらえる
- 施工管理とは違う部署に異動してもらえる
などの可能性もゼロではありません。
これらの対応をしてもらうことで、場合によっては施工管理を辞めたいというストレスが取り除かれる可能性もあるのでしっかりと直属の上司に相談するようにしましょう。
心身が限界の人は転職する
心身が限界まで達している人はすぐに転職するようにしましょう。
もし我慢して心身に負担をかけ続けたら最悪うつ病になる可能性がありますよね。

一度メンタルを病んでしまうと回復するまでにかなり時間を要してしまうので、そうなるまえに転職して自分の身をしっかりと守るようにしましょう。
施工管理を辞めたい人は転職エージェントに相談する

・施工管理を辞めたら転職はどうすればいいの?
施工管理は体力的にも精神的にも激務なので合わない人は本当につらいですよね。

そんな人はまずは転職エージェントに相談しましょう。
なぜなら実際に辞めるかは別として、転職エージェントに相談することで、
ココがポイント
- あなたの経歴や希望に合う求人がどのくらいあるのか分かる
- やめてもすぐに転職先が見つかりそうかはっきりする
- 職務経歴書の添削や面接の練習
- 面接の日程調整や年収交渉を代理でしてもらえる
などのサポートを無料で受けることができます。

そんな人はリクルートエージェントをオススメします。
なぜならリクルートエージェントは業界No.1の転職エージェントで以下の特徴があるからです。
ココがポイント
- 求人数は業界No.1の20万件以上であなたの希望の求人が見つかる
- 大手エージェントなのでホワイト企業の求人が多く、ブラック企業の求人が少ない
- 転職サイトやハローワークにはない独自の非公開求人が多数あり
- 転職実績者数も業界No.1の約5万人(2019年度)
- 担当者から企業へ、あなたの強みをアピールした推薦状を送付してもらえる
- サポートが手厚く働きながらでも転職可能
なお下のグラフは私の転職回数と年収の推移ですが、リクルートエージェントをメインで利用することで以下を実現しました。
ココがポイント
- 2回目以降の転職では年収が右肩上がり
- 年収は最大で550万円以上アップ
- ホワイト企業に転職して残業は激減

実際に辞めるか決めていなくても気軽に相談できるので、まずはリクルートエージェントに相談しましょう。
施工管理を辞めてよかった体験談
ここでは実際に私が施工管理の仕事を辞めてよかった体験談を紹介します。
私は3社目でメーカー工場向けに設備を導入する施工管理をしていましたが、サービス残業や休日出勤をやったりひどいときは丸二日(48Hr)以上現場に拘束され働かされた経験もあります。
しかし施工管理を辞めて転職に成功したことで
ココがポイント
- ホワイト企業に転職してサービス残業とは無縁の生活
- 残業時間は大幅減で月20時間以下
- リモートワークで時間に余裕が生まれてプライベートが充実
とストレスを大幅に改善することができました。
施工管理は特殊な仕事なので、どうしても合う人と合わない人の差がはっきりする仕事です。

施工管理からおすすめの転職先
ここでは私の体験談も交えて、施工管理からおすすめの転職先を解説します。
- メーカーのエンジニア
- 設備メンテナンス
- 営業
- デベロッパー
施工管理の経験があると工事の知識はもちろん、交渉力や調整力、スケジュール管理能力などが身に付くためこれらの転職先に転職する人は多いです。
ちなみに私は施工管理から次の転職では大手メーカーのエンジニアに転職しました。
大手メーカー側に転職すれば、これまでの受注者側から仕事を発注する側になるので
ココがポイント
- 自分の会社で勤務できる
- 現場作業をこなす側から指示する側になる
- 現場に張り付く必要がない
- 社内で勤怠管理されているのでサービス残業もない
- 接待する側からされる側になる
など施工管理時代とは逆の立場になり仕事の激務度がかなり改善されてオススメです。

私が施工管理から大手企業に転職できたのは以下の要素が大きいです。
- 現場の施工管理と並行して自分でも現場の作業を行い専門スキルを身につけた
- 求人力の強いリクルートエージェントを利用した
施工管理として仕事をしていると導入する設備の調整や設定を行うこともあり、人手不足のときは自分が行うこともあります。
私の場合は、設備を自分で触ることで専門のスキルが身に付き、その専門性を大手企業から評価されて転職に成功することができました。

どうしても辞めれない場合は退職代行を利用する

ブラック企業だと社員を使えるまで使いたいので、辞めると言ってもパワハラまがいな脅しで辞めさせてくれない会社も存在します。
そんなときは退職代行SARABAを利用することをオススメします。
退職代行SARABAの特徴は労働組合が運営している(団体交渉権を持っている)ことです。
通常の退職代行は団体交渉権をもっていないため、以下のような交渉が出来ません。
- 会社へ有休消化の交渉
- 会社へ未払い賃金の支払いの交渉
しかし退職代行SARABAだと団体交渉権をもっているので会社に対してこれらの交渉ができるんですね。
退職代行SARABAの特徴は以下です。
ココがポイント
- 団体交渉権があるので会社に対して交渉ができる
- 自分で退職の連絡をしなくても退職可能
- 家族にもバレずに退職することも可能
- 即日退職も可能
- 退職実績はほぼ100%
- 今ならキャンペーンで利用料金は一律25,000円
- 退職できないときは100%返金保証つき
どうしても辞めさせてくれない会社の場合はとても心強いサービスになりますね。
ほぼ確実に退職できて、万が一退職できない場合は返金保証もしてくれるので、どうしても会社が辞めさせてくれない場合はSARABAに相談しましょう。
施工管理を辞めたい:まとめ
今回は施工管理を辞めたいと悩んでいる人に、辞めたいときの3つの対処法について解説しました。
最後にポイントをおさらいします。
ココがポイント
- 施工管理に向いている人1:人と協力しながら仕事をするのが好き
- 施工管理に向いている人2:スケールが大きな仕事をしたい
- 施工管理に向いている人3:時間を忘れて仕事に熱中できる
- 施工管理に向いていない人1:仕事をビジネスと割り切っている
- 施工管理に向いていない人2:体力面に自信がない
- 施工管理に向いていない人3:コミュニケーションが苦手
- 辞めたいときの対処法1:小さな目標をたてて達成する
- 辞めたいときの対処法2:直属の上司に相談する
- 辞めたいときの対処法3:心身が限界なら転職する
- まずはリクルートエージェントに相談する
施工管理はやりがいのある仕事ですが、仕事の適性が高く求められる仕事です。
どうしても施工管理が合わないのに無理して仕事を続けるとメンタルを病んであなたの将来をつぶしてしまう可能性もあります。
そうならないためにも、まずはリクルートエージェントに相談してあなたの最適な仕事はなにかアドバイスをもらうようにしましょう。
そうすることで現在の悩みが晴れて自分らしく仕事ができるようになるはずです。
※私が転職で年収を500万円以上アップすることに成功したのはリクルートエージェントを利用したからです。
求人の質・量とも他社よりかなり充実しているのでまずはリクルートエージェントに相談してみましょう。