
・派遣社員でも大手の正社員に転職できるの?
そんな悩みをお持ちの方はいませんか?
4度の転職経験を経験し、年収を3倍近くUP、サービス残業とも無縁の生活を送ることに成功した私が、転職活動に成功するためのノウハウについて説明していきます。
特に強調したいのは「普通に転職するだけではなく、転職に成功することを目標」として解説しますので、転職活動を成功させたいとお悩みの方は要チェックです。
※大事なノウハウを綴っていきますので転職に成功したい方はぜひブックマークして何度も繰り返し読んで自分のモノにしてください!
私はこれまでの就職・転職で「公務員」「有名大手企業」「一部上場企業」「外資系企業」など多数の内定をいただいた経験がありますが、転職に成功する前は「派遣社員」として働いていた時期があります。
これまでに転職の成功体験を重ねていくことで、年収も派遣社員時代と比べる3倍近くにUPしており、なぜ私が転職で成功できたのか経験談も交えて説明していきます。
この記事で分かること
- 筆者が転職成功した転職ノウハウについて
- 優良な転職先企業の探し方について
- 転職活動の進め方(書類選考~面接~内定まで)
- 転職面接で内定獲得率90%以上達成した筆者の面接ノウハウについて
マツローの経歴
- 転職4回で内定10社以上獲得、 転職面接の合格率は90%以上
- 年収は最低300万円(派遣)⇒850万円(大手)で500万円以上UPを経験
- 警察退職後は一切スキルなしだったにも関わらず、30代半ばで年収850万円以上を達成
まずは履歴書と職務経歴書を準備しよう
※基本的な内容ですので、既に書類関係の書き方をご存知の方はこの項目は飛ばして読んでもらって大丈夫です。
まず初めて転職活動を行う人は、一番最初に必ず以下の必要書類を準備をします。
- 履歴書
- 職務経歴書
- 自己PR文
書類1:履歴書
まずは履歴書の準備ですが、履歴書にはこれまでの学歴や職歴、資格等を記入していくことになります。
履歴書用紙はコンビニなどでも売っていますが、コンビニの履歴書は志望動機欄が少なかったりするため、文房具店などに売っている記入欄の充実した履歴書を使うようにしましょう。
たかが履歴書ですが、企業によってはコンビニの履歴書を提出する志望者をマイナス評価している人事担当者がいることも事実です。
「転職に成功する」ための準備ですから、このような小さなことから確実に実践するようにしたいですね。
ココがポイント
- 文房具店などで売っている記入欄が充実した履歴書を準備する
- 履歴書は万年筆やボールペンを用いて手書きで丁寧に記載する
書類2:職務経歴書
次に、職務経歴書ですが、これは決まったフォーマットがあるわけではなく、自分で好きなようにこれまでの職務経歴を書いていきます。
※参考に職務経歴書フォーマット例を載せておきます。
大体目安としてはA4用紙2~3枚程度に収まるように「勤務先」「配属部署」「職務内容」「仕事で使用するスキル」「資格」「自己PR」などを簡潔に書いていきます。
ライバルと差をつけるためには以下の項目もあれば積極的に記載するようにします。
- 会社から表彰された経験
- アピールできる実績(例:営業成績部内1位、コスト削減実績〇〇円(前年比〇〇%) など)
- 自分のアイデアが会社で採用された経験
なお職務経歴書に関しては手書きでなくPCで作成しても大丈夫です。
あまりたくさん書きすぎると枚数が多くなり、見る側にも負担になるため、アピールしたい内容を簡潔に記載するようにした方が良いですね。
ココがポイント
- 勤務先、部署、業務内容、スキル、資格、表彰、自己PRなどを見やすく簡潔に記載する
- 枚数は多くても3枚程度に抑えて、経歴書を見る側の負担を少なくするよう気を付ける
書類3:自己PR文
次に自己PR文についてですが、どうしてもその求人先に熱意を伝えたい場合は職務経歴書とは別に自己PR文を用意してもいいでしょう。
特に第二新卒の方などでまだ職務経歴書に書ける内容が薄い方は、自己PR文を別途作成して自分のやる気や熱意を相手にぶつけるのも効果的な方法だと思います。
私も公務員を辞めて初めての転職の時は、強みやスキルがなかったので、自己PR文を用意して企業に対する熱意やチャレンジ精神(自分の長所)について書いたことがあります。
その企業はその後内定をもらい入社することになったのですが、自己PR文も付ける人はあまり多くなかったようで会社に対する熱意が感じられたと入社後に人事の方から言われました。
ただ注意としては自己PR文も内容が長くなっては、読む側の集中力が途切れるなど負担になるため、A4用紙1枚か多くても2枚以内に抑えるようにしましょう。
ココがポイント
職務経歴書に書ける内容が少ない場合は別途自己PR文でやる気や熱意をアピールするのも有効
転職する求人の探し方
履歴書や職務経歴書が準備出来たら、次は転職する求人を探しましょう。
初めての転職だと、どのように求人先を探せばよいのか分からない方もいらっしゃるかもしれませんが、次の2つの方法が王道パターンで私自身もこのやり方で転職を成功させています。
- 転職エージェントを利用する
- 転職サイトを利用する
順に解説していきます。
①転職エージェントを利用する
まずは「転職エージェント」と呼ばれるサービスを利用する方法があります。
転職エージェントとは、転職希望者が登録することで、転職エージェントの担当者(キャリアアドバイザー)より様々なサービスを受けることができます。
システムの特徴は以下です。
- 無料でサービスを受けれる
- 担当のキャリアアドバイザーが付いてくれる
- アドバイザーから経歴にあった求人を紹介してもらえる
- 職務経歴書の書き方や面接方法のアドバイスがしてもらえる
- 転職初心者でも安心して活動を始められる
上記にあるようキャリアアドバイザーは転職仲介のプロなので「転職市場の情勢」や「登録者の経歴にあった求人紹介」、「職務経歴書の改善」等のアドバイスを無料で提供してくれます。
ちなみに転職実績が豊富な大手転職エージェントは以下があり、私も実際にこれらの転職エージェントを利用して複数の優良企業から内定をいただくことができました。
業界No.1 リクルートエージェント
リクルートエージェントは業界No.1の転職エージェントで、求人数も20万件以上を誇ります。
リクルートエージェントは様々な業種の求人を扱っていて、好条件の求人も多数あるので、まず最初に押さえておきたい転職エージェントです。
ちなみに私も
- 某T自動車のグループ企業
- 有名一部上場企業、外資系企業
等の優良求人を紹介してもらい、複数の内定をGETした経験があります。
なおデメリットとしては担当者によってはサービスに差が出ることがあるので、他の転職エージェントと併用した方が効率がよいですね。

※ちなみにリクルートエージェントを利用して大手企業から内定をもらった体験を以下の記事にまとめているのでぜひ参考にしてみてください
doda(デューダ)
dodaもリクルートエージェントと双璧する業界大手の転職エージェントです。
doda限定の非公開求人も多数あり、有名大手企業やホワイト企業の求人も多数あります。
私もこれまでに、「大手企業や一部上場企業、ベンチャー企業」などバラエティー豊かな求人を紹介してもらった経験があります。
パソナキャリア
パソナキャリアは求人数ではリクルートエージェントやdodaに劣るものの、担当するキャリアアドバイザーのサポートが手厚いです。
実際に私も利用した際は、担当のキャリアアドバイザーの方が以下の対応をしてくれました。
ココがおすすめ
- 平日遅い時間からでも電話で面接練習をしてもらえた
- 企業によっては、面接でよく聞かれる想定質問を事前にアドバイスしてくれる
- 選考中のフォローをタイムリーに連絡してくれる

②転職サイトに登録する
次は転職サイトに登録して求人を探す方法です。
転職サイトは職務経歴などをサイト上に登録しておくことで、中途採用を予定している企業から登録者に向けてスカウトのメールが来ることがあります。
システムの特徴は以下があります。
- 無料でサービスを受けれる
- 転職エージェントと異なりキャリアアドバイザーが付かない
- 自分のペースでのんびり転職活動できる
- 活動したくないときは放置しておいても問題なし!
- もちろん興味のない企業からのスカウトメールはスルー可能
転職サイトも無料で利用できるので、とりあえず登録して自分の気になる求人からスカウトメールが来るまで水面下で転職活動しておくというのが有効な使い方です。
実際に私もリクナビNEXTを使用する際は早めに登録だけしておいて、自分の気になる企業からスカウトメールが来るまではのんびりと活動していました。
そんな感じで過ごしていたある日、ついに気になる大手企業からスカウトメールが来てその後内定に繋がった経験があります。
転職の成功確率を上げる秘訣は長期スパンで計画すること
転職で成功する秘訣は、長い期間で転職活動を行うことです。
なぜ長期スパンの転職活動が重要かは以下の理由です。
- 短期間だと応募可能な求人の絶対数が限られる
- 転職はしやすい時期/しにくい時期があり、短期間だと運による影響が大きくなる
- 長い期間で転職活動すれば、理想の求人に巡り合う確率も必然的に上がる
つまり早めに転職サイトに登録だけしておいて計画的に仮転職活動しておかないと、せっかく優良企業の求人があったとしても気づかずにスルーしかねません。
我々の人生の中で絶好のチャンスというものはそう何度も目の前に現れる訳ではありません。
また、コロナによる不景気が問題になってきたように、いつリーマンショックのような世界的不況が訪れるかもしれません。
まだ求人数が残っているうちに水面下で転職活動しておくことは非常に重要です。
ですので現在すぐに転職を考えていない人でも本気で人生を好転させる気持ちがあるのであれば、まずは早めにリクナビNEXTなどの転職サイトにとりあえず登録して、水面下で転職活動を始めることをオススメします。
ココがポイント
- 自分のペースに合わせてゆっくり転職活動が出来る
- 職務経歴を登録することで優良企業から転職スカウトメールが来ることもある
- 豊富な求人数から自分で好きな求人を選択して応募できる
- 長いスパンで水面下で転職活動できるため、優良企業に巡り合う確率がかなり高くなる
私がオススメする有名な転職サイトとしては以下があります。
リクナビNEXT
業界最大手の転職サイトであるリクナビNEXTです。
リクナビNEXTの特徴は「圧倒的な求人数」「転職決定数No.1」「求人の85%がリクナビNEXT限定求人」となっており、自分で転職活動する際には外せない転職サイトになっています。
私もこれまでに何度も利用しており一流企業からのオファー⇒内定に至った経験がある他、有名大手企業からの求人紹介を複数受けたことがあります。
※リクナビNEXTの使い方や内定をもらうまでの流れ等については以下の記事にまとめているので参考にしてみてください。
求人応募後の流れについて
ここでは求人に応募してからの流れについて説明します。
応募したらまずは書類選考
気になる求人が見つかって応募した後は“書類選考”が待っています。
書類選考とは応募先の企業が、転職希望者の履歴書及び職務経歴書内容を確認して、「ぜひ面接を受けてもらう」のか、「面接する意思がないのか」を判断するステージになります。
概ね転職活動での書類選考通過率は30%ほどだと言われています。
10社応募して書類選考に通過するのが2社か3社くらいなので、数回書類選考に落ちたからと言ってクヨクヨせずにどんどんいろんな企業に応募するようにしましょう。
ココがポイント
- 書類選考の通過率は概ね3割程度である
- 数回落ちたからと言って、クヨクヨせずにどんどん次の求人に応募しよう
書類選考に通過したら面接
晴れて書類選考を通過したら次は面接となります。
一般的に中途採用の面接は「1次面接」と「最終(2次)面接」の2回あり、2回の面接に合格すると晴れて“内定”となります。
各面接の合格率の目安ですが、
ココがポイント
- 1次面接合格率=3~5割
- 最終(2次)面接合格率=5~6割
くらいと言われています。
面接を受ける心構え
書類選考に通過したということは、企業側も応募者に少なからず興味を持っています。
書類選考に通過したという事実にしっかりと自信をもって面接に臨むようにしましょう。
面接内定はもう目の前まで来ているので、しっかりと面接の準備をして大事な面接に臨みたいですね。
※面接における重要ポイントは以下の記事にまとめています。私が経験した重要項目について書いているのでぜひご覧ください
ココがポイント
- 面接は1次と最終の2回行うのが一般的である
- 1次面接の合格率は3~5割、最終面接の合格率は5~6割程度である
- 書類選考に通過したことは自信にしてよい!
晴れて内定をもらえたら
苦しい転職活動も終わり無事内定をもらえたら飛び上がるほど嬉しいですよね。
私も有名大手企業から内定も頂いたときは思わず“ガッツポーズ”してしまいました(^^;)
内定までもらえたら転職活動はほぼ乗り切れとことになりますが、転職エージェント経由で内定をもらっている場合は担当者の方としっかり連絡を取り、今後の予定について相談しましょう。
転職サイトから内定をもらった場合も同様で、転職先の人事担当者から今後の流れについて連絡があると思いますので、不明点などはしっかりと確認して入社の準備を進めていきましょう。
在職中の人は退職の伝え方に注意が必要!
まだ在職中の方は、退職する旨をまずは直属の上司に相談してみましょう。
たまに会社を辞めることを直属の上司を飛ばして、更に上の上司に伝える人がいますが、直属の上司へ退職連絡を飛ばしてしまうと最後の最後まで人間関係がこじれる可能性が出てきますので、まずは直属の上司へ退職することを伝えるのが無難ですね。
なかなか会社が辞めさせてくれないときは退職代行を使うのが有効
いざ内定後に会社に退職を伝えたとしても

・そんなすぐに辞めれる訳ないだろ、辞めるなら代わりの人間連れて来い!!
・みんな頑張っているのに辞めるのは裏切り行為だ!!!
こんなことを平気で言う会社もありますよね…
どうしても会社が辞めれないときは、退職代行を利用するのが便利です。
退職代行に申し込むと、代行会社があなたの代わりに会社と退職の手続きをしてくれます。
自分から辞めると言いにくかったり、上司と顔を合わせたくない人には有効なサービスですね。
⇒¥20,000円でサクッと退職代行!退職スターターキット進呈中
私はこれまで4回転職をしていますが、退職が正式に決まったときは非常に爽快感があってスッキリした気持ちになりました。
元派遣社員が大手企業に転職成功したノウハウ解説:まとめ
今回は転職に成功するための方法について書いてきました。
最後にポイントをおさらいします。
ココがポイント
- 履歴書は文房具店などに売っている「記入項目が充実した履歴書」にする
- 職務経歴書は経歴の他に、表彰実績、売上実績、コスト削減実績をきちんと書く
- 経歴が乏しい人は自己PRで企業に熱意をアピールする
- 求人探しは転職エージェントと転職サイトを併用する
- 書類選考通過率は3割程度、落ちてもクヨクヨせずに次の求人を探す
- 書類選考に通過したら、面接は自信をもって臨む
- 面接通過率は1次面接(3~5割)、2次面接(5~6割)
- 退職報告はまずは直の上司に相談する
- 会社が辞めさせてくれないときは「退職代行」も検討する
転職活動はエネルギーを使いますが、一歩を踏み出さないことには自分自身や環境も変えられないですし、新しい世界を知ることも出来ませんよね。
私もこれまで4回転職を経験していますが、最初は「ブラック企業から抜け出したい」というネガティブな理由で転職をしました。
しかし計画的に転職を重ねていくことで給料面や職場環境もいい方向に変えることが出来ました。
もしあのとき勇気を出せずに転職していなければ精神的に病んで人生が狂っていた可能性もゼロではないので、本当にあのとき転職を決断した昔の自分を褒めたいです!
人生はあっという間で、気が付けば30代、40代になっていくものです。
一度きりの人生なので、悔いが無いよう自分の進みたい道へぜひチャレンジして夢を叶えていただきたいと思います。