
・今の会社では出世できそうにない…
・一生平社員だとこの先どうなるの?
・平社員のメリットやデメリットは?
こんな悩みを解消します。
会社には多くの平社員がいて、その平社員を管理する部長や課長がいます。
「自分もいつか管理職に昇進していくのだろう」と働いていたけども、なかなか昇進できずに焦っている人もいるかもしれません。
そこで今回は、一生平社員でいることのメリットとデメリットをご紹介します。
この記事を読むことで、自分自身が平社員でいたいのか、管理職として昇進したいのかという心が決まるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事で分かること
☑マツローの経歴
記事を読む前に
もしあなたが「どうしても仕事を辞めたい…」と思っている場合はすぐにでも転職エージェントに相談してください。
いま以上に心身に負担がかかるとうつ病になって社会復帰が難しくなる可能性もゼロではありません。
もし転職先が見つかるようであれば「心の中に逃げ道」をもつことができ、かなり精神的に楽になります。
登録は5分もかからずにすべて無料で利用できるのでまずは相談してみましょう。

目次
定年前の約7割が一生平社員!
日経ビジネスによれば、50代後半の定年退職前にあたる人の約7割が管理職に就いていません。
それはつまり、定年前までに管理職になれるのは約3割の人ということになります。
管理職になると、残業は増えて、部下の管理もしなくてはならず、部下が何かミスすれば責任を負うことも必要です。

それは「給与の高さ」と「待遇の良さ」が関係しているといえます。
上に同じく日経ビジネスによれば、50代後半の管理職と、平社員の給与の差は約2倍です。
2倍もの給与の差があれば、生活水準は大きく異なりますよね。
こうしたことから、多くの人が出世したいと頑張って会社に尽くすわけです。
一生、平社員でいる5つのメリット
まずは一生平社員でいる5つのメリットを挙げてみましょう。メリットを把握しておくことで、不安な気持ちが小さくなるかもしれません。
一生平社員のメリット
- 重い責任はないため気楽に働いていける
- 労働組合に加入しているため守ってもらえる
- 残業をすればするだけ残業代がもらえる
- 思う存分、現場で働ける
- 管理職より自由な時間が多い
①重い責任はないため気楽に働いていける
平社員でいるということは、何年経っても管理職のような重い責任はありません。
管理職とは雇われる側から雇う側になり、人材を管理する立場になります。
これはただ指示を受けて動いていればよかった平社員とは違い、大きな責任とストレスが伴うものです。
それに対して平社員であり続けるということは、後輩を育てる先輩としての責任はありますが、組織を管理するような重い責任はありません。
気楽に働いていきたい人にとっては良い環境であるといえるでしょう。
②労働組合に加入していられるため守ってもらえる
平社員は労働組合に加入しているため、会社から不当な扱いを受けた場合などには労働組合に守ってもらえます。

こう思う人もいるかもしれませんが、管理職になると労働組合に加入できないこともあるのです。
労働組合に加入できない管理職というのは「使用者の利益を代表する管理職か否か」で決まります。
管理職とは社員を守る立場の人間なので、守るよりも守られる側のほうが気楽だと思っている人は、平社員が向いているのかもしれませんね。
③残業をすればするだけ残業代がもらえる
平社員は残業すればするほど、給与とは別に残業代がもらえます。
つまり働いたら働いた分だけ給与が増えるのです。残業代目当てでわざと残業をしている人もいる多いでしょう。
しかし管理職に昇進すれば、給与に残業代が含まれている状態になります。
そのため、残業の多い平社員の方が、管理職より給与が多いという逆転現象が起こることもしばしばです。
④思う存分、現場で働ける
平社員でいればずっと現場の最前線で働いていられます。
管理職になってしまうと、現場を管理監督する立場になるため平社員に指示を与えるようになるわけです。
自分で営業先を訪れて交渉したり、現場で作業することもほとんどなくなります。
デスクワークが好きな人にとっては良いですが、現場でずっと働きたい人は平社員でいるほうが良いと思うこともあるでしょう。
⑤管理職よりも自由な時間が多い
平社員であれば、管理職に比べ自由な時間が多いです。
そのため、ずっと平社員であればプライベートな時間を確保しやすいというメリットがあります。
副業が認められている会社で働いている場合には、プライベートな時間を使って副業ができますよね。
楽しく副業ができれば、平社員として給与が低くても問題ありません。
一生、平社員でいる4つのデメリット
次に一生平社員でいるデメリットを4つ考察します。
何事にもデメリットはありますが、あらかじめデメリットを把握しておけば何らかの対策を練ることも可能になりますよね。
一生平社員のデメリット
- 退職金が平社員並しかもらえない
- 会社や家族からの視線が痛い
- 年下がどんどん上司になっていく
- リストラ対象になりやすい
①退職金が平社員並しかもらえない
平社員で働き続ければ、退職金が平社員並の金額しかもらえません。
もちろん勤続年数などを考慮して金額が決まりますが、それでも出世して管理職になった人たちと比べると圧倒的に低いでしょう。
退職金が少なくてもあまり気にしないようにするために、プライベートな時間を使って副業をしておくことをおすすめします。
②会社や家族からの視線が痛い
ずっと平社員で居続けると、会社からは「お荷物社員」「仕事ができない人」などと見られることがあります。
最近では「窓際族」や「社内ニート」なんて言葉も流行っていますよね。
さらに味方のはずの家族からは「稼ぐ気はないの?」「お父さんが平社員なんてかっこ悪い」などと冷たい視線を向けられることもあるでしょう。
一生平社員でいるということはこうした視線を気にしないか、耐え続ける必要があります。
せめて家族には不満が出ないように、説得しておくと良いですね。
③年下がどんどん上司になっていく
ずっと平社員でいると、年下が上司になってきます。
出世を目指す若手社員はどんどんと出世するので、いつしか自分が教えていた後輩が自分の上司になっていることも珍しくはありません。
年下に指示される立場になることに抵抗がないのなら平社員でもいいでしょう。
④リストラ対象になりやすい
ずっと平社員のままだとリストラの対象になりやすくなります。
会社の業績が悪くなると「若手よりも高給な年長者」や「給料に見合う成果を出していない人」は容赦なくリストラ対象になります。
ずっと社内で窓際族をしている人は両方にあてはまるため、真っ先にリストラ候補になることを覚悟しておいた方がよいでしょう。
一生、平社員だと先行きが不安に感じることも多い
「このまま一生、平社員なのかな…?」と心配している人でも、既に結婚していて家族が「平社員」であることを認めているなら問題は少ないかもしれません。
金銭的に余裕はないかもしれませんが、仕事のストレスは最小限で済み、家族で協力して生活していけるでしょう。
家族からも、
- 好きなように働いてほしい!
- ストレスフリーで働くことは良いことだ!
このように受け入れてくれているのなら、何も悩む必要はないですよね。
しかし、未婚で結婚願望があるのに働くモチベーションがない人は注意が必要です。
40歳を過ぎている平社員の未婚率は「約40%」
「日刊SPA!」のアンケートによると、40歳を過ぎた平社員の未婚率は約40%と高い数字が確認されています。
また、結婚していても収入面の不安から子供を作っていない夫婦も少なくありません。
一生平社員でいることを覚悟するなら、結婚や子育てに不安を感じるかもしれないことも留意しておくと良いでしょう。
働くモチベーションは「生活の維持」
先の「日刊SPA!」のアンケート結果によると、40歳を過ぎている平社員のうち、57.8%が働くモチベーションは「生活の維持」だと答えました。
これは「生活の維持=給与」ということになりますが、決して給与をもらう喜びを感じているわけではありません。
そもそも平社員のため、高い給与はもらっていないでしょう。
そのため「生活していけるように現状を維持することが仕事を続ける理由」になっているのです。
2つ目に多かったモチベーションは「仕事を早く終わらせて帰宅する」「退社後に遊びに行く」ことでした。
「仕事が楽しい」「仕事にやりがいを感じている」といった”仕事に対するモチベーション”はほとんどありません。
そんな状態が続けば、勤務中は時間が長く感じて出勤することに苦痛を感じることでしょう。
一生、平社員でいたくないなら思い切って転職しよう

このまま窓際族だとリストラされそう…
定年まで安定して働ける会社なら一生平社員でもいいですが、最近は成果主義の会社が増えているので一生平社員のままだとリストラされないか心配ですよね。
かといって今いる会社で出世しようと思っても、社内の評価を変えるのは簡単ではありません…
私も経験がありますが、会社によっては「能力関係なしに、いかに上司にゴマをすれるか」で出世がきまる会社もあります。
このような会社では真面目に働いて成果を出しても、上司との相性によっては正当な評価をしてもらえない危険があるのです。
どうしても平社員から抜け出したい人は転職エージェントに相談しましょう。
なぜなら転職エージェントに相談すれば
- 今の自分の市場価値はどのくらいなのか?
- 自分の経歴や希望にあう求人はどのくらいあるのか?
- 転職することで年収アップできそうか?
などをあらかじめ知ることが出来ます。
将来も安泰な会社なら気にしなくてよいですが、ずっと平社員でいるとリストラのリスクが高くなる会社で働いている場合は早めに環境を変える必要があります。
実際にまだ転職する気がなくても、面談をすれば自分をより評価してくれそうな会社があるのかどうかはっきりするので、ますは転職エージェントに相談してみましょう。

そんな人には業界No.1のリクルートエージェントがおすすめです。
なぜならリクルートエージェントは以下の特徴があるからです。
ココがポイント
- 求人数は業界No.1の20万件以上であなたの希望の仕事が見つかる
- 転職サイトやハローワークにはない独自の非公開求人が多数あり
- 大手なのでホワイト企業の求人が多く、ブラック企業の求人が少ない
- 転職実績者数も業界No.1の約5万人(2019年度)
- 大手なので各業界に詳しい担当者が揃っている
- サポートが手厚く転職初心者やスキルがない人でも安心して利用できる
なお下のグラフは「私の転職回数と年収の推移」です。
ご覧のとおり、リクルートエージェントをメインに利用することで以下を実現しました。
ココがポイント
- 2回目以降の転職では年収が右肩上がり
- 年収は最大で550万円以上アップ
- 公務員退職後はスキルなしからの状態でキャリアアップ達成
- ホワイト企業に転職し残業は激減
- 転職に成功したことでブラック企業のむかつく上司から解放される

リクルートエージェントは数分で登録できて、完全に無料で利用できるのでまずは気軽に相談してみましょう!
体験談あり
転職エージェントについてもっと詳しく知りたい人は私がこれまで4度の転職で利用したオススメの転職エージェントランキングを下の記事でまとめています。
どの転職エージェントを利用するか迷っている人はぜひ参考にしてください。
>>【年収550万円アップ】オススメの転職エージェントランキング
一生平社員をしながら副業で稼ぐライフスタイルも増えてきている
最近は多くの会社で副業が解禁されてきており、一生平社員をしながら副業で稼ぐというライフスタイルも一般的になってきています。
副業のメリットは以下です。
副業のメリット
- 自分の好きな分野でできるので本業と違いストレスが少ない
- 煩わしい人間関係が不要なので自分のペースでできる
- 自宅にいながら簡単に始められる副業も増えている
- 中には本業よりも副業で稼いで独立する人もいる
最近はインターネット社会が進みPCさえあればどこでも気軽にできる副業が増えてきています。

そんな人のために初心者におすすめの副業5選を紹介します。

一生平社員だとどうなる?:まとめ
この記事では「このまま一生、平社員なのかもしれない…」と不安に感じている人へ、平社員で働き続けることのメリットとデメリットをご紹介しました。
最後にポイントをおさらいします。
ココがポイント
- サラリーマンの約7割が平社員である
- 平社員のメリット1:責任が少なく気楽に働ける
- 平社員のメリット2:労働組合に守ってもらえる
- 平社員のメリット3:残業代がしっかりもらえる
- 平社員のメリット4:思う存分現場で働ける
- 平社員のメリット5:比較的自由な時間がおおい
- 平社員のデメリット1:退職金が少なめ
- 平社員のデメリット2:会社や家族の視線が痛い場合がある
- 平社員のデメリット3:年下がどんどん上司になる
- 平社員のデメリット4:リストラ対象になりやすい
- 平社員から抜け出すなら転職エージェントに相談してみる
- 平社員をしながら副業で稼ぐスタイルも増えている
平社員でいることのメリットは大きいですが、勤続年数が長くなっても給与はそれほど変わらず、周囲からの視線もきつい、リストラのリスクが高まるというデメリットもあります。
もしも、あなたにとってデメリットの方が大きく感じるならば、管理職ができる求人を見つけて転職することをおすすめします。
管理職になって周囲からの信頼も得て、高待遇を受けましょう。
※私が転職で年収を500万円以上アップすることに成功したのはリクルートエージェントを利用したからです。
求人の質・量とも他社よりかなり充実しているのでまずはリクルートエージェントに相談してみましょう。