
・今の会社では出世できそうにない…
・一生平社員だとこの先どうなるの?
こんな悩みを解消します。
会社には多くの平社員がいて、その平社員を管理する部長や課長がいます。
「自分もいつか管理職に昇進していくのだろう」と働いていたけども、なかなか昇進できずに焦っている人もいるかもしれません。
そこで今回は、一生平社員でいることのメリットとデメリットをご紹介します。
この記事を読むことで、自分自身が平社員でいたいのか、管理職として昇進したいのかという心が決まるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事で分かること
- 一生平社員でいることのメリットとは?
- 逆に、一生平社員でいることのデメリットとは?
- メリットとデメリットのどちらが許容できるか自身でキャリアプランを描いてみる
マツローの経歴
- 転職4回で「警察官」「派遣社員」「商社」「大手メーカー」に勤務
- 元ブラック企業の社畜(サビ残100H以上、40時間連続勤務etc…)
- 転職4回で内定10社以上獲得、 転職面接の合格率は90%以上
- 年収は最低300万円(派遣)⇒850万円(大手)で500万円以上UPを経験
- 警察退職後は一切スキルなしだったにも関わらず、30代半ばで年収850万円以上を達成
目次
定年前の約7割が一生平社員!
それはつまり、定年前までに管理職になれるのは約3割の人ということになります。
管理職になると、残業は増えて、部下の管理もしなくてはならず、部下が何かミスすれば責任を負うことも必要です。

それは「給与の高さ」と「待遇の良さ」が関係しているといえます。
上に同じく日経ビジネスによれば、50代後半の管理職と、平社員の給与の差は約2倍です。
2倍もの給与の差があれば、生活水準は大きく異なりますよね。
こうしたことから、多くの人が出世したいと頑張って会社に尽くすわけです。
一生、平社員でいる5つのメリット
まずは一生平社員でいる5つのメリットを挙げてみましょう。メリットを把握しておくことで、不安な気持ちが小さくなるかもしれません。
一生平社員のメリット
- 重い責任はないため気楽に働いていける
- 労働組合に加入しているため守ってもらえる
- 残業をすればするだけ残業代がもらえる
- 思う存分、現場で働ける
- 管理職より自由な時間が多い
①重い責任はないため気楽に働いていける
管理職とは雇われる側から雇う側になり、人材を管理する立場になります。
これはただ指示を受けて動いていればよかった平社員とは違い、大きな責任とストレスが伴うものです。
それに対して平社員であり続けるということは、後輩を育てる先輩としての責任はありますが、組織を管理するような重い責任はありません。
気楽に働いていきたい人にとっては良い環境であるといえるでしょう。
②労働組合に加入していられるため守ってもらえる

こう思う人もいるかもしれませんが、管理職になると労働組合に加入できないこともあるのです。
労働組合に加入できない管理職というのは「使用者の利益を代表する管理職か否か」で決まります。
管理職とは社員を守る立場の人間なので、守るよりも守られる側のほうが気楽だと思っている人は、平社員が向いているのかもしれませんね。
③残業をすればするだけ残業代がもらえる
つまり働いたら働いた分だけ給与が増えるのです。残業代目当てでわざと残業をしている人もいる多いでしょう。
しかし管理職に昇進すれば、給与に残業代が含まれている状態になります。
そのため、残業の多い平社員の方が、管理職より給与が多いという逆転現象が起こることもしばしばです。
④思う存分、現場で働ける
管理職になってしまうと、現場を管理監督する立場になるため平社員に指示を与えるようになるわけです。
自分で営業先を訪れて交渉したり、現場で作業することもほとんどなくなります。
デスクワークが好きな人にとっては良いですが、現場でずっと働きたい人は平社員でいるほうが良いと思うこともあるでしょう。
⑤管理職よりも自由な時間が多い
そのため、ずっと平社員であればプライベートな時間を確保しやすいというメリットがあります。
副業が認められている会社で働いている場合には、プライベートな時間を使って副業ができますよね。
楽しく副業ができれば、平社員として給与が低くても問題ありません。
一生、平社員でいる3つのデメリット
次に一生平社員でいるデメリットを3つ考察してみましょう。
何事にもデメリットはありますが、あらかじめデメリットを把握しておけば何らかの対策を練ることも可能です。
一生平社員のデメリット
- 退職金が平社員並しかもらえない
- 会社や家族からの視線が痛い
- 年下がどんどん上司になっていく
①退職金が平社員並しかもらえない
もちろん勤続年数などを考慮して金額が決まりますが、それでも出世して管理職になった人たちと比べると圧倒的に低いでしょう。
退職金が少なくてもあまり気にしないようにするために、プライベートな時間を使って副業をしておくことをおすすめします。
②会社や家族からの視線が痛い
最近では「窓際族」や「社内ニート」なんて言葉も流行っていますよね。
さらに味方のはずの家族からは「稼ぐ気はないの?」「お父さんが平社員なんてかっこ悪い」などと冷たい視線を向けられることもあるでしょう。
一生平社員でいるということはこうした視線を気にしないか、耐え続ける必要があります。
せめて家族には不満が出ないように、説得しておくと良いですね。
③年下がどんどん上司になっていく
出世を目指す若手社員はどんどんと出世するので、いつしか自分が教えていた後輩が自分の上司になっていることも珍しくはありません。
年下に指示される立場になることに抵抗がないのなら平社員でもいいでしょう。
一生、平社員だと先行きが不安に感じることも多い
金銭的に余裕はないかもしれませんが、仕事のストレスは最小限で済み、家族で協力して生活していけるでしょう。
家族からも、
- 好きなように働いてほしい!
- ストレスフリーで働くことは良いことだ!
このように受け入れてくれているのなら、何も悩む必要はないですよね。
しかし、未婚で結婚願望があるのに働くモチベーションがない人は注意が必要です。
40歳を過ぎている平社員の未婚率は「約40%」
また、結婚していても収入面の不安から子供を作っていない夫婦も少なくありません。
一生平社員でいることを覚悟するなら、結婚や子育てに不安を感じるかもしれないことも留意しておくと良いでしょう。
働くモチベーションは「生活の維持」
これは「生活の維持=給与」ということになりますが、決して給与をもらう喜びを感じているわけではありません。
そもそも平社員のため、高い給与はもらっていないでしょう。
そのため「生活していけるように現状を維持することが仕事を続ける理由」になっているのです。
2つ目に多かったモチベーションは「仕事を早く終わらせて帰宅する」「退社後に遊びに行く」ことでした。
「仕事が楽しい」「仕事にやりがいを感じている」といった”仕事に対するモチベーション”はほとんどありません。
そんな状態が続けば、勤務中は時間が長く感じて出勤することに苦痛を感じることでしょう。
一生、平社員でいたくないなら思い切って転職しよう
ただし出世コースというのは初めから頑張っていないと、なかなか認めてもらえないものです。
そこで1からスタートできる職場に転職して、環境をガラリと変えるのも1つの手段だといえます。
新しい職場になれば、自分はまだ新人。リスタートしてやる気を見せながら這い上がっていきましょう。
また中途採用の求人なら「管理職募集」など、いきなり管理職として転職することも可能です。
まずは転職エージェントに相談して、自分に合った求人を見つけてもらうと良いですね。
キャリアアップを目指すなら転職エージェントを利用する
なぜなら自分一人で転職しようとしても、「希望に合う求人」や「条件のいい求人」を探し出すのに限界があります。
一方、転職エージェントを利用すれば以下のようなサービスが無料で受けられます。
- 自分のスキルや経歴、希望条件にマッチした優良求人を紹介してもらえる
- 気になる企業の「職場環境」や「年収レンジ」などの情報を教えてもらえる
- 企業との年収交渉を代理でやってもらえる
- 履歴書や職務経歴書の添削、面接の練習をしてもらえる
- 転職で不安な点は何でも相談に乗ってもらえる

オススメ転職エージェント比較
私がこれまで4度の転職で毎回転職エージェントを利用していますが、有効活用することで以下を実現しました。
転職エージェントを活用して実現したこと
- 元派遣社員から、最大で年収を550万円アップした
- 残業は月100時間(サービス)から、月20~30時間になり、自由な時間が増えた
- お金と時間に余裕が出来たことで、結婚して家庭をもつことができた
ご覧の通り、転職の場合は、いきなり役職付きで採用されることも不可能ではないので、年収を大幅にアップさせることも可能になります。

こんな人のために、私が4度の転職で利用した、オススメの転職エージェントをランキング形式にまとめました。
詳しくは以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
一生平社員だとどうなる?:まとめ
この記事では「このまま一生、平社員なのかもしれない…」と不安に感じている人へ、平社員で働き続けることのメリットとデメリットをご紹介しました。
ご説明してきたとおり、平社員でいることのメリットは大きいです。
さまざまなストレスから逃れられ、気楽に働いていけます。
しかし勤続年数が長くなっても給与はそれほど変わらず、周囲からの視線もきついというデメリットもあります。
もしも、あなたにとってデメリットの方が大きく感じるならば、管理職ができる求人を見つけて転職することをおすすめします。
管理職になって周囲からの信頼も得て、高待遇を受けましょう。
※他にこんな記事もあります。
-
-
“出世しない人生”を選ぶ人が増加中?3つのメリットと2つのデメリットを紹介!
[voice icon="https://hiraryman.com/wp-content/uploads/2019/11/80C7086D-8927-4AB6-8569-A0D37979D58C-2 ...
続きを見る
-
-
30代で手取り20万は低すぎる?30代の平均年収や収入を増やす3つの方法
[voice icon="https://hiraryman.com/wp-content/uploads/2019/11/80C7086D-8927-4AB6-8569-A0D37979D58C-2 ...
続きを見る