
・警察官からの転職で成功する人と失敗する人の違いは?
こんな悩みを解決します。
一般的に警察官はつぶしが効かない職業と言われていて、警察官からの転職は難しいといわれています。
そこでこの記事では「警察官からの転職で成功する人と失敗する人の特徴や違い」について元警察官の私が解説します。
この記事で分かること
- 警察官の転職に成功する人と失敗する人の違い
- 警察官からの転職に失敗する人の特徴とは?
- 警察官からの転職に成功する人の特徴とは?
- 警察官からの転職で評価されるスキルとは?
☑マツローの経歴
記事を読む前に
もしあなたが「どうしても警察官を辞めたい…」と思っている場合はすぐにでも転職エージェントに相談してください。
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警察官からの転職には成功する人と失敗する人がいる
警察官からの転職では成功する人がいる一方で、転職に失敗する人もいます。

警察官からの転職に失敗する一番大きな理由としては、さきほども述べたように「警察官はつぶしが効かない職業で転職難易度が高いこと」が考えられます。
具体的な失敗例としては以下のような失敗があります。
警察官からの転職失敗例
- なかなか再就職が決まらない
- 年収が警察官時代よりもだいぶ下がる
- 転職できても会社に馴染めずすぐに辞めてしまう
ではなぜ警察官からの転職で失敗してしまうのか?
次は警察官からの転職に失敗する人の特徴を解説します。
警察官からの転職に失敗する人
警察官からの転職に失敗する人には以下の特徴があります。
- 警察官を辞めたい一心で無計画に退職してしまった人
- 警察官を辞めてから転職活動を始めようとしている人
- 不祥事で警察官を懲戒免職になってしまった人
順に解説します。
警察官を辞めたい一心で無計画に退職してしまった人
まずは警察官を辞めたい一心で無計画に退職してしまった人です。
警察官は特殊な仕事なため、民間企業に転職しようとした場合いかせるスキルがほとんどありません。
警察官は激務でパワハラだども日常茶飯事のため、警察官を辞めたくて仕方ないと思う気持ちも十分わかります。
しかし、警察官を辞めた後にどのように転職活動を進めていくのかを決めずに無計画に転職した場合は、ほぼ転職に失敗すると考えておきましょう。
警察官を辞めてから転職活動を始めようとしている人
警察官を辞めてから転職活動を始めようとしている人も転職に失敗しがちです。
警察官からの転職に限らず、転職活動は在職中から活動しておくことが大切です。

在職中に転職活動を始めるメリットは以下です。
在職中に転職するメリット
- 転職が決まるまで働き続けれるので生活費を心配しなくて良い
- 転職選考がうまく行かない場合でも、とりあえず仕事はあるので精神的に余裕が生まれる
一方で警察官を辞めてから転職活動を始めるデメリットは以下
退職してから転職するデメリット
- 収入がなくなるので再就職が上手く行かないと生活できなくなる
- 辞めた時期が不景気だと求人自体がほとんどない
- 焦って求人を探すことでブラック企業に入社するリスクが高まる
このように在職中に転職せずに、退職してからの転職活動は非常にリスクが高くなります。
不祥事で警察官を懲戒免職になってしまった人
不祥事で警察官を懲戒免職になってしまった人も、転職は失敗するリスクが高いです、というかリスクしかありません。
というのも元警察官から他の会社に転職する場合、求人先の採用担当者から
- なぜこのひとは安定した警察官をやめたのか?
- 何か不祥事を起こしたのではないか?
と疑いをもたれるからです。
もし不祥事で警察官を懲戒免職された場合は容疑者として氏名が一発でニュースになり、その後もインターネットの世界で半永久的に氏名が残り続けます。
実際に私の同期でも不祥事を起こして懲戒免職になった警察官がいますが、その人の名前は今なおインターネット上に残り続けています…
ですので現職警察官のみなさん、不祥事で警察官を懲戒免職になるようなことだけはないように注意してください!
警察官からの転職に成功する人
次は警察官からの転職に成功する人の特徴を解説します。
- 警察官退職後のキャリアプランが明確になっている人
- 警察官在職中に転職活動の準備を始めている人
警察官退職後のキャリアプランが明確になっている人
警察からの転職に成功する人は、警察官退職後のキャリアプランが明確になっています。
具体的には自分が進むべき業種や職種が明確で、中長期でどのようにキャリアアップしていくのかがイメージ出来ています。
警察官からの転職先としては複数候補がありますが、どの業種に転職してどうやって成長していくのかイメージが出来ていると転職活動もブレることなく成功する確率が高まります。


ココがポイント
- まずはお金ではなく、自分の手にスキルを身に着けることができる仕事を選ぶ
- 将来にわたって需要が高まる業界の仕事を選ぶ
ポイント①:お金ではなく、自分の手にスキルを身に着けることができる仕事を選ぶ
前提として警察官からの転職はほとんどの場合年収が下がります。
警察官のスキルは他の会社では活かせないので仕方がありませんが、転職先を探すときはまずはお金ではなく「将来にわたり自分ひとりで稼ぐことができるスキル」を身に着けることを優先しましょう。
一時的には年収が下がるかもしれませんが、転職先で有益なスキルを身につけることができれば将来的にあなたの市場価値は大きく上がります。
ポイント②:将来にわたって需要が高まる業界の仕事を選ぶ
年収が高い職業の条件のひとつに「今後も成長できる業界であること」があります。
今後も需要が高まる業界で働いていれば、おのずとあなたの市場価値は上昇し将来的に年収アップが狙いやすくなります。

上記の条件を満たす職種としては「営業職、システムエンジニア、プログラマー、看護師、介護士、製造業の技術職」などがあります。
また伸びる業界としては「IT業、インターネット広告業、医療業、介護福祉業、自動車(自動運転)業」があげられます。
重要なのは将来的に需要が増加し、手にスキルを身につけることができる転職先をみつけることです。
そこでスキルを身につけることができれば、そこからさらに転職して年収を大幅アップさせることも不可能ではありません!(筆者体験済)
私の体験談をもとにした「警察官にオススメの転職先」についてはこちらの記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
-
【体験談】元警察官にオススメの転職先の最適解は?年収550万アップの実例紹介【警察官の転職】
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警察官在職中に転職活動の準備を始めている人
在職中に転職活動をするか否かで転職の成功率は大きく変わります。
さきほど「警察官からの転職で失敗する人」で述べた通り、転職を成功させるには長期スパンで在職中から活動しておくことがとても重要です。


しかし最近だどコロナ禍の影響で転職面接もオンライン面接が主流になっているのをご存知でしょうか?
オンライン面接であれば面接会場までの移動時間を心配する必要がありませんし、企業によっては定時後の遅い時間から面接を行ってくれるところもあります。
一昔前に比べて転職活動のハードルはかなり下がっているので、仕事が忙しい警察官にとっても追い風といえますね!

そんな方はまず転職エージェントに相談しましょう。
転職エージェントに登録することで専門のアドバイザーより「あなたの希望や長所、強みにマッチした求人を紹介してもらうこと」ができます。
転職エージェントを利用せずに転職に成功することはほぼ不可能です。
無料で利用できるのでまずはすぐにでも登録しておきましょう。
実際に私が利用して転職成功できたおすすめの転職エージェントについても詳しくまとめているので参考にしてください。
警察官からの転職で評価されるスキルとは?
ここでは警察官からの転職で活かせるスキルについて解説します。
- 元警察官は社会的信頼が高い
- 体力、精神力の強さを評価される
- 勤勉で真面目なところを評価される
元警察官は社会的信頼が高い
元警察官は社会的な信頼度が高いです。
警察官として働いていたという事は上下関係などの社会的な常識もしっかりしていますし、警察官になるには身元がしっかりした人でないとなれないため、社会的な信頼度は一般の人よりも高く評価されます。
体力、精神力の強さを評価される
警察官の仕事は過酷な勤務が多く上下関係も厳しいため、体力面や精神的に強いという点も評価されます。
警察官の人は警察学校をはじめ現場に出てからも体力、精神面で厳しい環境でもまれているため、体力や精神面のタフさを評価されます。
例えば営業職などは「体力や精神力の強さ」が求められる職業なので元警察官として経歴はプラスです。
また「元警察官」という肩書は取引先の人と話をするときなど非常に興味を持たれます。
そういった意味でも営業職などは元警察官としてのアドバンテージが大きいといえますね。
勤勉で真面目なところを評価される
元警察官は勤勉で真面目なところも評価されます。
警察官になるにはまず筆記試験や面接を通過する必要があり、警察官というだけで「勤勉さや真面目さ」を評価してもらえます。
会社員の中には仕事をさぼったり、不正をおこなう社員も珍しくありません。
元警察官であればその辺の心配をする必要はほぼないので、勤勉さや真面目さも転職時にはアピールしていきましょう。
警察官からの転職:まとめ
この記事では「警察官からの転職に成功する人と失敗する人の違いや特徴」「警察官から転職を成功させる方法」について解説しました。
最後にポイントをおさらいしましょう!
ココがポイント
- 無計画に退職すると警察官からの転職に失敗する
- 警察官を辞めてから転職活動を行うと転職に失敗する
- 警察官を懲戒免職された人も転職に失敗する
- 警察退職後のキャリアプランが明確になっている人は転職に成功する
- 警察官からの転職を成功させるには在職中から転職活動を始める
- 社会的な信頼度の高さは転職で評価される
- 体力、精神力の強さも転職で評価される
- 勤勉で真面目なところも転職で評価される
警察官からの転職は活かせるスキルが限られるため無計画に転職するとまず失敗します。
しかしこの記事で書いてあることをしっかりと抑えて計画的に転職活動することで必ずキャリアアップすることは可能です。
実際に私も新卒で警察官になりスキル無しの状態で転職をしましたが、その後キャリアアップして警察官を続けるよりも高い年収を稼げるようになりました。
警察官は責任感が強く心身が鍛えられている人が多く、正しい方法で転職活動すれば将来は開けますのでぜひ参考にしてもらえると幸いです。
※私が転職で年収を500万円以上アップすることに成功したのはリクルートエージェントを利用したからです。
求人の質・量とも他社よりかなり充実しているのでまずはリクルートエージェントに相談してみましょう。
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